1994 Fiscal Year Annual Research Report
実験動物施設内の各種実験動物アレルゲンの調査とアレルギー予防対策
Project/Area Number |
06680841
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Research Institution | 国立公衆衛生院 |
Principal Investigator |
山崎 省二 国立公衆衛生院, 衛生獣医学部, 室長 (10083734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今岡 浩一 国立公衆衛生院, 衛生微生物学部, 研究員 (90211755)
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Keywords | 実験動物アレルギー / アレルギー / 動物アレルゲン / 酵素抗体法 / 空中アレルゲン |
Research Abstract |
当研究課題では,実験動物アレルギーを引き起こす実験動物アレルゲン(アレルゲン)の空中濃度をアレルゲンの絶対量(蛋白量)で高感度に測定する方法を開発し,開発した測定方法を用いて実験動物施設内のアレルゲン濃度を調査し,アレルゲンの発生量や暴露量を少なくする対策を検討する。 このためには,各種実験動物の主要アレルゲンの精製を行ない,精製した主要アレルゲンに対する抗体を作成する必要があり,現在以下に述べるところまで研究が進んでいる。 各種実験動物の主要アレルゲンの精製 マウス,ラット,モルモット イヌ,ネコの主要アレルゲンを精製した。 抗主要アレルゲン抗体の作成 マウス,モルモット,イヌ,ネコの精製主要アレルゲンに対する抗体を作成した。 酵素抗体法の確立 マウス,モルモット、イヌ,ネコの主要アレルゲン量の酵素抗体法による測定法を確立した。
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