• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1994 Fiscal Year Annual Research Report

p-進代数的対称空間の表現論的研究

Research Project

Project/Area Number 06740005
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

宇澤 達  東北大学, 理学部, 助教授 (40232813)

Keywords代数的対照空間 / 相対跡公式 / カルタン分解
Research Abstract

p-進体F上定義された簡約線型代数群Gの対合σによって、定義されるGの等質空間G/G^σをGの代数的対称空間という。最近G/G^σ=PのF-valued points上の解析がJacquetのrelative trace formula,佐藤一広中の球函数の研究を通して注目されるようになった。今年は次の予想について考察を深めた。
P(F)のG(O_F)-軌道分解がPの可換部分群によってなされる。(Cartan分解の類似)
Fの剰余体が標数が2ではない代数的閉体で、GがF上splitしている時の代表者によって分解が得られている。この結果を剰余体が閉体ではないときに拡張するにあたって、次の写像の繊維を求めることが問題となる。
Sを,{σ(g)g^<-1>|g∈G(K_<alg>)}のザリスキ閉包とすれば、SはGのK上定義されたアフィン部分多様体となる。AをS内のK-分裂極大輪環部分群とする。
さて、カルタン分解の記述はつぎのようになることが予想される。W=N_G(A)/Z_G(A)として、小ワイル群を定める。Wは自然にX_*(A)に作用することに注意する。
カルタン分解は、ν:G(K)^0\S(K)→X_*(A)/Wが上への写像となること、およびλ∈X_*(A)でのファイバーの形が問題になる。考慮の結果、ファイバーの形はλに付随する放物型部分群のpを法とする還元の問題に帰着することが分かり、その形もほぼ決定することができた。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] N.Inui,M.Katori,T.Uzawa: "Duality and universality in nonequilibrium models" J.Phys.A.:Math.Gen.(予定). 1-23 (1995)

  • [Publications] T.Uzawa: "Real moment maps" (preprint). 1-72 (1995)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi