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1994 Fiscal Year Annual Research Report

環境教育の新カリキュラムとしての模擬世界環境ゲームの開発

Research Project

Project/Area Number 06808053
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

広瀬 幸雄  名古屋大学, 文学部, 助教授 (10117921)

Keywords環境ゲーム / 環境教育 / 社会的ジレンマ / ゲームシミュレーション
Research Abstract

研究の目的は、利害の異なる国家、地域、組織などの様々の集団が地球規模の環境問題に対して、どのような態度を表明し、相互の交渉にもとづいて如何なる対処を行うかについてのゲームシミュレーションを開発することである。現在までの研究成果は以下の通りである。
(1)模擬世界環境ゲームのゲームマニュアルを作成した。社会的ジレンマと社会的コンフリクトのイベントをゲームの中に盛り込み、あわせてゲーム中に提示する環境問題の視覚情報を作成した。ゲームルールの概要については、日本シミュレーション&ゲ-ミング学会(1994)において発表した。
(2)作成した模擬世界環境ゲームの実施上の問題点を検討し、ゲームルールを改訂するために、このゲームを試験的に実施した。40名のプレーヤーによる約6時間にわたるゲームを2回実施した。その結果にもとづいて、環境ゲームとして実施可能なものに改善した。ゲーム作成のプロセスについては、科学技術融合振興財団・設立記念シンポジウム(1994)にて発表した。
(3)模擬世界環境ゲームの実施結果の分析を行った。ゲームの教育用および研究用としての妥当性を検討するために、ゲーム中でプレーヤーが環境保全に対してとった共同対処などについて分析した。その結果の1部は、東海心理学会(1995)などにおいて発表予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 広瀬幸雄: "岩田紀(編)「快適環境の社会心理学」“環境保全の実践"" ナカニシヤ出版, (1995)

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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