1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
06857092
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
三枝 宏伊 北里大学, 医学部, 助手 (60235017)
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Keywords | 頭蓋内圧 / 急性腎不全 / 高張減圧剤 |
Research Abstract |
近年雑種成犬の入手が困難となった事よりラットを用いて実験を施行する事とした。ウレタン腹腔内麻酔下にて気管切開後調節呼吸とし、頭部を固定後cisterna magnaをにカテーテルを挿入することにより頭蓋内圧を持続的に記録することができた。急性腎不全モデルは両側腎動静脈結紮により行った。腎動静脈結紮後の頭蓋内圧の変化を経時的に記録した。腎血管結紮による急性実験では急激な血圧の変化また6時間までの測定が限度である等の問題があった。以上より今後の研究の展開としては、腎血管結紮を前処理として行い12時間、24時間後にclosed cranial windowを作成し頭蓋内圧と脳軟膜細動静脈径の同時測定を行う事により脳血管反応性、マンニトール、グリセオールに対する頭蓋内圧変化の測定を行いたい。
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