2006 Fiscal Year Annual Research Report
Grid環境向け超高速大容量多段オプティカルスイッチの構成法に関する研究
Project/Area Number |
06F06093
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Research Institution | Japan Advanced Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
井口 寧 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 助教授 (90293406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
YU Chen 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 外国人特別研究員
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Keywords | WDM / OXCs / Optical Switching Networks / Banyan Networks / Blocking Probability / Vertical Stacking Optical Banyan / Degree of Crosstalk |
Research Abstract |
今年度の研究では、我々はまず最初に、さまざまな程度の漏話制限の下で、VSOBネットワーク中での全体的なブロッキング作用を解析することが理論モデルを構築することへの最初の重要なステップであるという現状に照らして、ある程度の漏話制限の下でごくわずかなブロッキングVSOBネットワークを構築した。 これに基づき、我々は、一般的なある程度の漏話の下で、VSOBネットワークの全体的なブロッキング作用を研究し、その中でネットワークのブロッキング確率の上限に関する分析モデルを開発した。 その上限は、広範囲なシミュレーションによって検証したとおり、VSOBネットワークのブロッキング作用に関する全体的なパフォーマンスを的確に表すモデルにより確かめられた。この上限が確認できたことは、重要なことである。なぜなら、これによりブロッキング確率及びネットワークハードウェアコストと、一定の漏話との間の固有の関係と、これらの間には望ましいトレードオフの関係が成り立っていたことが明らかになったからである。
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Research Products
(6 results)