2006 Fiscal Year Annual Research Report
3次元モデルの素材変換を行なうためのグラフィックス・インタフェースの研究
Project/Area Number |
06J11189
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡部 誠 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特別研究員(DC2)
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Keywords | ライティングデザイン / 3次元ユーザインタフェース / イメージベースドライト |
Research Abstract |
本年においては、3次元シーンのデザイン支援の一環として、我々はimage-based lightingにおける環境マップをデザインするための、簡単で使いやすいユーザ・インタフェースを提案した。提案システムを用いることで、デザイナーは3次元シーンに直接ペイント操作を行うことで、シーンの最終的なレンダリング結果を調整しながら環境マップをデザインすることができた。3次元シーンを、デザイナーが意図したようにレンダリングするための環境マップは、inverse shading問題を解くことによって求められる。リアリスティックな照明効果を得るために、我々はディフューズ成分とスペキュラ成分を別々にデザインすることのできるユーザ・インタフェースを提案した。本手法が、3次元シーンの照明デザイン作業に対して、有用でかつ使いやすいということを示す。また、本手法が3次元モデルを写真へ挿入する作業において有用なアプリケーションであることも示す。
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Research Products
(2 results)