• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

ウラジーミル・ナボコフにおける翻訳・バイリンガリズムの諸問題

Research Project

Project/Area Number 06J11334
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

秋草 俊一郎  東京大学, 大学院人文社会系研究科, 特別研究員(DC1) (70734896)

Keywordsロシア / アメリカ / 亡命 / プーシキン
Research Abstract

1、研究活動
ナボコフの自作翻訳とプーシキンなどの翻訳を検討した。その際に一つ一つの作品について主要な研究をチェックして文脈においてそれぞれの異同をとらえていく作業をおこなった。論文を執筆、国内外の雑誌に投稿し、その一部は採用され発表された。
2、学会発表
6月には日本ロシア文学会関東支部主催春季研究発表会で発表をおこなった。さらに10月には京都大学でおこなわれた日本ロシア文学会全国大会で発表をおこなった。6月に東京大学でおこなわれたナボコフ協会の大会で発表をおこなった。11月に南山短期大学でおこなわれた研究会にも参加し、活発な発言をした。
3、研究会への参加
京都大学において隔月でおこなわれているCOEプロジェクト「翻訳の諸相『オネーギン』読書会」に継続して参加し、7月には報告をおこなった。その後メンバーと報告書を作成した(本年度で終了)。報告書作成のため、1月、2月、3月も京都に出張した。
4、海外での活動
7月後半から8月初旬にはサンクト・ペテルブルグで毎年おこなわれているナボコフ101という国際セミナーに参加した(2週間強)。海外の研究者と交流を深め、研究についてのロシア語文献の予備的な調査をおこなった。セミナーの最終日には自ら発表した。
5、そのほかの活動
京都大学において隔月でおこなわれている『アーダ』読書会に参加した。ナボコフ協会の会報において、日本におけるナボコフ研究の書誌を編纂した。東京大学におけるシンポジウムなどの行事の補佐をTAとしておこなった。ナボコフ協会および東京大学文学部西近近代語近代文学科のHPの管理・更新をおこなった。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 『ロリータ』におけるフランス語使用の問題2006

    • Author(s)
      秋草 俊一郎
    • Journal Title

      英文学研究 83

      Pages: 97-110

  • [Book] ナボコフ訳注『エヴゲーニイ・オネーギン』注解2007

    • Author(s)
      『「翻訳」の諸相』研究会
    • Total Pages
      519
    • Publisher
      京都大学文学部発行

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2014-10-17  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi