1995 Fiscal Year Annual Research Report
日中両国における教育・入試と経済発展の関係に関する総合的比較研究
Project/Area Number |
07044009
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
中島 直忠 桜美林大学, 大学院・国際学研究科, 教援 (70037026)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蘇 眞 中国, 北京師範大学・外国教育研究所, 所長
賈 非 中国, 東北師範大学・教育系, 教授
解 智 中国, 国家教育委員会・考試中心, 外語考試処幹部
劉 しん 中国, 国家教育委員会・考試中心, 科研与統計処長
馬 金科 中国, 国家教育委員会・考試中心, 副主任
楊 学為 中国, 国家教育委員会・考試中心, 主任
大塚 豊 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00116550)
池田 輝政 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90117060)
金子 元久 東京大学, 教育学部, 助教授 (10185936)
荒井 克弘 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (90133610)
飯島 宗一 愛知芸術文化センター, 総長 (10033945)
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Keywords | 日本 / 中国 / 国際比較 / 高等教育 / 入試 / 経済 / 人材 / 学生募集 |
Research Abstract |
1.研究の進展 第1回国内研究連絡会(7月28日)における研究対象・方法上の検討結果に基づき、第1回中国派遣(9月11日-18日)による3名の日本側と、中国側9名との共同シンポジウムを行った。そこで国際比較研究の焦点を次の3点に絞ることとなった。(1)人材の質に関わる問題、(2)学生募集の政策と方法に関わる問題、(3)試験の方法・技術に関わる問題。 この結果に基づき、第2回国内研究連絡会(2月10日)で、日本のこれらの問題を研究分担者の報告を素材として検討した。これらの日中両国の研究を持ち寄って、第1回招聘(3月21日-30日)による3名の中国側3名と日本側15名との共同シンポジウムを行った。こうした一連の研究経過の結果、次項のテーマの研究論文が蓄積された。これらは、次年度の早い時期に「中間報告書」としてまとめ、公表する予定である。 2.研究成果としての論文テーマ (1)日本の経済発展と大学入学試験(金子元久) (2)日本における学生援助の現状-奨学金制度を中心として-(仙波克也) (3)旧制高等教育機関に関する統計について(中島直忠) (4)旧制高等学校の英語入試問題の内容分析(茅島篤・加賀屋俊二) (5)物理入試問題--新旧の比較(高野文彦) (6)中国の社会・経済と大学入試(楊学為) (7)中国普通大学の学生募集全国一次試験制度改革研究提要及び改革方案の基本枠組み(馬金科) (8)改革中の中国の大学学生募集制度(趙亮宏) (9)大学入試の改革と研究/試験に関する社会学研究(劉しん)
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