1995 Fiscal Year Annual Research Report
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07045026
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| Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
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Principal Investigator |
松尾 達樹 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (40243125)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MIN Kyonsuku アクロン大学, 高分子工学研究所, 助教授
CAKMAK Muker アクロン大学, 高分子工学研究所, 助教授
ISAYEV Avraa アクロン大学, 高分子工学研究所, 教授
WHITE James アクロン大学, 高分子工学研究所, 教授
藤田 章洋 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助手 (70238567)
山根 秀樹 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 講師 (30191365)
濱田 泰以 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (10189615)
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| Keywords | 高分子複合材料 / ポリプロピレン / ガラス繊維 / 表面処理 / 射出成形 / レオロジー的性質 |
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| Research Abstract |
本年度の派遣、招へい時に行われた打ち合わせ及び手紙による打ち合わせにより、研究の対象を汎用樹脂であり、かつ工業的にも有意義であるポリプロピレン(PP)をマトリックスとし、ガラス繊維(GF)を充填した高分子複合材料に限定することとした。PPはガラス繊維との接着を向上させるための改質がなされたものも用いた。また、GFは種々の直径、種々の表面改質を施したものを含めた。これらは日本の企業より入手し、本学で標準的な機器(modular co-rotating twinscrew extruder)を用いて溶融混練を行うとともに、アクロン大学側で特殊な機器(Buss kneader及びmodular counter-rotating twinscrew extruder)を用いた溶融混連を行った。得られた試料について、繊維の分散性、繊維の切断による繊維長分布の変化を測定し、混練機器による影響について検討した。また、GF充填PP溶融物のレオロジー測定を行い、上記の繊維分散性、繊維長分布を始めとしてGF表面の改質の影響、繊維充填率の影響などについて検討している。GFとPPとの接着性、GFによる補強効果を詳細に検討するため、GF連続繊維を一方向に配向させ、PPを含浸させた試料を作成し、その力学的性質に対するGFの表面改質及びPPの改質の影響を調べた。現在、GF充填PPの射出成形を本学およびアクロン大学で独立に行っており、次年度の研究準備を行っている。
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