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1995 Fiscal Year Annual Research Report

爆薬を用いたダイヤモンド粉末の合成と焼結について

Research Project

Project/Area Number 07045031
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

藤田 昌大  熊本大学, 工学部, 教授 (20040389)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) りゅう 志趺  中国科学院, 力学研究所, 講師
邵 丙ふぁん  中国科学院, 力学研究所, 教授
伊藤 繁  熊本大学, 工学部, 助教授 (80069567)
Keywords爆薬 / 合成 / 分級 / 焼結 / 水中衝撃波
Research Abstract

平成7年度研究目的のうち、ダイヤモンド合成装置の消音化については、二度にわたる現地試験を行って基本的な設計資料が収集出来た。この設計資料に基づいて消音装置の設計試作し、平成8年度の製造を行い、騒音測定を実施する予定である。またダイヤモンド粉末の分級については界面活性剤を用いた新しい方法による分級の目途をつけ、従来に比して極めて有効な分級方法を確立した。しかしながら爆発合成ダイやモンド粉末は製作過程での加圧時間が短いためダイアモンド結晶の成長が妨げられて一般にその粒度が小さい。このため静圧型ダイアモンド粉末に比べて再凝集の程度が大きい。その結果分級されたダイヤモンドが時間の経過とともに再凝集する問題が大きな課題となってきた。
純水をはじめとする水溶液にはその程度が大きくはないが、油性溶液にはうまく分散が行えない結果も出ており、この問題の解決も新たな問題となってきている。
粉末の焼結実験については30GPaを越える超高圧発生装置を試作した。それにより各種粉末の衝撃固化実験を実施した。その結果を公表する予定である。公表予定論文については研究業績一覧を参照されたい。
分級技術についての特許を日本・中国の共同で提案することを計画中である。ダイヤモンド合成については粉末粒度の大きいダイヤモンドの要請もあり、加圧時間を長くし、粒度の大きいダイヤを製造する工夫が必要である。このダイヤモンド合成技術については、新た加圧時間の長い合成方法を提案し、その成果を共同で公表する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 伊東繁: "収束された水中衝撃波を利用した粉末衝撃固化装置の特性" 日本機械学会論文集. (予定).

  • [Publications] 伊東繁: "ダイヤモンド粉末の合成について" 火薬学会. (予定).

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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