1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07207103
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
江島 惠教 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (70115103)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐久間 秀範 四天王寺国際仏教大学, 助教授 (90225839)
斎藤 明 三重大学, 人文学部, 教授 (80170489)
赤松 明彦 九州大学, 文学部, 助教授 (80159326)
中谷 英明 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (20140395)
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Keywords | 仏教文献 / サンスクリット語 / チベット語 / 中国語 / 多言語検索 / インデックス |
Research Abstract |
仏教文献は、そのオリジナルが広義のサンスクリット語で記されているとはいえ,多数の言語に翻訳され伝えられている。したがって、その研究は複数の言語を同時に取り扱うこととなる.それに必要な道具として,複数言語間における,相互対比,相互検索のシステムがあれば,研究の効率は上昇する.この意図のもとに,本年度は次のような作業を遂行した. (1)仏教文献テキストデータベース作成状況についての調査(江島) (2)サンスクリット語・チベット語・中国語データベースの標準化(江島・赤松・中谷) (3-1)『十地経』全体のサンスクリット語テキストのOCR入力と校正(中谷・江島・協力者) (3-2)『十地経』全体のチベット語訳テキストの手入力(佐久間・協力者) (3-3)『十地経』全体の中国語訳テキストのOCR入力と校正(斎藤・協力者) (4-1)多言語ゲキストに関する相互検索システムの開発(全員・協力者) (4-2)それを利用して,『十地経』全10章のうち,第6章に関し,各言語を対比した辞書の作成(江島・斎藤・佐久間・協力者) (4-3)当該「相互検索システム」の公表に向けて,ヴァージョンアップの検討(全員・協力者) (5)各言語によるテキストに関するマークアップ方法の検討(赤松・協力者)
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