1995 Fiscal Year Annual Research Report
大規模データベースを用いる人文科学研究支援のための自然言語インタフェースの構築
Project/Area Number |
07207208
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
中谷 広正 静岡大学, 情報学部, 教授 (80109131)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 貞雄 静岡大学, 情報学部, 教授 (40002688)
阿部 圭一 静岡大学, 情報学部, 教授 (80022193)
伊東 幸宏 静岡大学, 情報学部, 助教授 (20193526)
赤石 美奈 静岡大学, 情報学部, 助手 (60273166)
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Keywords | データベース / 人文科学 / 自然言語 / マルチメディア / 歴史学 / インタフェース / ええじゃないか / 画像データ |
Research Abstract |
1 コンピュータ利用を前提とした人文社会系科学方法論の検討 人文科学研究からのデータベースへの要望を分析し、要求仕様を整理した。具体的題材として、伊勢信仰や秋葉信仰を中心とする民間信仰を取り上げ、マルチメディア・データベースの基本設計を行なった。 2 データベース・インタフェースの基本システムの構築 様々な利用法に対して調整可能であるインタフェースを開発し、データベース・サーバに組み込んだ。具体的には、記号情報の検索のために、問い合わせ言語への変換手法について考察し、画像情報の検索のためにデータベースと画像処理との統合手法について考察した。また、マルチメディアでの検索のために検索手法の統合について考察した。 3 インタラクティブな画像解析システムの開発 画像的特徴を記述した文によって画像データの検索を行う手法について考察した。特に、インタラクティブな画像処理によって特徴を抽出する方法を検討した。 4 インタフェースシステムの機能設計 上記(1‐3)の検討を踏まえ、人文科学支援に特有のニーズに応えうるインタフェースに対する具体的な要求仕様について基本設計を行った。 5 IntelligentPadを用いた歴史学研究支援システムの試作 歴史学研究における多種多様な史料をパッドとして表現することにより、史料の種類にかかわらない、統一的に取り扱いについて研究した。同時に、史料の編集・可視化など各種のアプリケーションをパッドとして実現し、歴史学研究支援システムのプロトタイプを構築した。
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[Publications] 赤石美奈: "IntalligentPedシステムを用いた歴史学研究支援データベースの構築" 公開シンポジウム 人文科学とデータベース. 5-12 (1995)
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[Publications] 伊東幸宏: "画像データベースの自然言語インタフェースについて" 公開シンポジウムの人文科学とデータベース. 49-54 (1995)
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[Publications] 赤石美奈: "歴史学研究支援のための統合環境の構築" 人工知能学会 ヒューマンインタフェースと認知モデル研究会研究報告. (1996)