1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07237101
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福山 秀敏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10004441)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 正俊 名古屋大学, 理学部, 教授 (40092225)
今田 正俊 東京大学, 物性研究所, 助教授 (70143542)
安岡 弘志 東京大学, 物性研究所, 教授 (50026027)
藤森 淳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (10209108)
十倉 好紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30143382)
|
Keywords | 異常金属相 / モット転移 / 高温超伝導 / 対称性 / 重い電子系 / 有機導体 |
Research Abstract |
モット転移近傍の異常金属相の究明という大きな課題、目的を目指しての第1年度には以下の活動をした。 1.「研究会」1995.4.14(於:山上会館) 活動を始めるに当たって、本領域研究の目的を確認した。次いで、問題点を整理し、アメリカ物理学会及びスタンフォード大学で開かれた国際会議の報告、討論を行った。 2.「講演会」1995.4.15(於:山上会館) モット転移系から見た重い電子系についての講演、討論会を行った。 3.滞在型研究会 1995.8.2-8.9(ガリアック) 多くの若手理論家を中心に数名の指導的実験家を交えて研究討論を行い、研究の推進を図った。 (実際その後いくつかの具体的な共同研究が誕生した。) 4.ワークショップ 1995.10.30-11.2(苗場) 計画研究、公募研究全ての研究者による成果発表と討論を行った。 5.公開討論会 1996.1.8-10(於:山上会館) 問題点を整理し、現状を正しく認識するため、討論時間を十分にとった講演会。重い電子・有機導体における同様の問題についても関連を追究した。 6.ミニ研究会 1996.2.5-6(於:名古屋大学豊田講堂) 超伝導の対称性と表面・界面の影響についてのより深い理解を目指し、理論家・実験家間の十分な意見交換を意図した。
|
Research Products
(6 results)
-
[Publications] Hidetoshi Fukuyama: "Dynamic Susceptibility and Phonon Anmoalies in the Bilayer t-J Model" J.Phys.Soc.Jpn.64. 3903-3924 (1995)
-
[Publications] Masatoshi Imada: "Metal-Insulator Transition of Correlated Systsme and Origin of Unusual Metal" J.Phys.Soc.Jpn.64. 2954-2969 (1995)
-
[Publications] Masatoshi Sato: "Effect of Carrier Doping into the Misfit-Layer Compounds(La_<1-y>R_yS)_<1+α> VS_2(R=Sr and Pb):Transprot and Magnetic Studies" J.Phys.Soc.Jpn.64. 3890-3896 (1995)
-
[Publications] Yoshinori Tokura: "Spectral Weight Transfer of the Optical Conductivity in Doped Mott.Insulators" Phys.Rev.Lett.75. 3497-3500 (1995)
-
[Publications] Yoshinori Tokura: "In-Plane and Out-of-Plane Optical Spectra of Sr_2RuO_4" Phys.Rev.Lett.76. 126-129 (1995)
-
[Publications] Sadamichi Maekawa: "Heavy Quasiparticles in the Anderson Lattice Model" Phys.Rev.Lett.76. 279-282 (1995)