1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07240105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
茅 幸二 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10004425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶本 興亜 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30029483)
三上 直彦 東北大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70004447)
池田 研介 立命館大学, 理工学部, 教授 (40151287)
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Keywords | 少数多体系 / 非線形動力学 / クラスター / 理論と実験 / 物理と化学 |
Research Abstract |
平成7-10年度に遂行された重点領域研究「少数多体系の化学」は、物理・化学にまたがった研究者が、共通の対象としてのマイクロクラスターのもつ特有な物性、構造、反応住を、理論(特に非線形動力学理論)と実験の両面から解明するものであった。3年間の研究期間終了の結果、さまざまな成果かえられ、膨大な数の論文が刊行された。本特定領域研究は、これらの成果を取りまとめ、今後のこの分野の発展の基礎とすることを目的とする。このために、以下の3つの活動を行った。 (1) 国際研究集会“Chemistry of small nanybody system"の開催 平成10年12月4-6日の3日間に渉って、慶應義塾大学三田キャンパスにおいて上記の国際研究集会を開催した。各研究班の班員による成果報告に加え、国の内外から総計8名の先端的研究者を招待し、マイクロクラスターおよび液体研究の最近の進展を議論した。どの講演に対しても多くの質問と活発な議論がかわされ、3年間の協同研究を締めくくるにふさわしい研究会となった。 (2) ホームページの作成 3年間の成果をホームページ(http://kokinw0.chem.keio.ac.jp/juuten/index.html)にまとめ、ここから、各班員のホームページにリンクし、その詳細を知ることが可能となった。 (3) 成果報告書 各班員の3年成果および刊行論文をまとめた報告書を作成した。
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