Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
依田 幸司 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20143406)
湯浅 保仁 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (80111558)
大橋 裕二 東京工業大学, 理学部, 教授 (40016118)
藤井 修二 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (60126282)
八木 克道 東京工業大学, 理学部, 教授 (90016072)
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Research Abstract |
本研究では,研究設備等の現状と設備導入方法(校費,科学研究費補助金,委任経理金等の購入資金の種別)の実体等について調査を行いこれを把握し,これら設備の現状が研究活動に与える影響や,維持管理経費等にかかる問題点及び安全面・施設面等を含めて総合的な研究を行い,これを分析・検討し研究環境の問題点等を明らかにし,これらの問題に対する具体的な解決のための方策を探ることにある。 本年度は,上記の研究目的達成のための方法を検討することに主眼を置き,研究分担者等を含めた全体会議を開催し調査方法等についての意見交換を行い調査票(アンケート調査的なもの)及び現地調査により本研究を進めることとした。 第2回の全体会議を開催し調査項目等について検討を行い,調査等の具体の内容についてはワーキンググループ(主査大橋教授以下4名により構成,以下WGと記載)を作り検討を行うこととした。 WGは,グループ会議を数回開催し調査内容の検討行うとともにWG主査と代表者との内容検討により,調査票及び現地調査時における質問内容等を作成した。第3回の全体会議を開催しWG提案の調査項目について検討を行い,研究目的を満足させることが可能であると確信できる内容を得ることが出来た。これにより,調査項目を作成することが可能となり,すでに決定していた調査対象あての調査表等の作成を行い,本年度に予定していた作業を終えることが出来た。 また,調査票送付に先立ち主要大学に対し,現地調査及び本調査に関しての協力依頼を行い,この研究を進めるに当たり貴重なデーターを集めることが出来た。 なお,データー収集が当初予想より大幅に増えると考えられるので,この処理等を行うため設備備品としてパソコン等を購入することとした。 1.調査票は,国立大学の自然科学系分野のすべての学科,専攻,部門に送付することとした。その内容は,次のとおりである。 ・現有設備の整備状況 ・現有設備の個別調査(1件500万円以上の設備を対象) ・今後の基盤研究設備の充実の方策 ・研究環境の改善について,図るべき措置・方策についての意見 2.現地調査は本年度は,5大学(北大,東北大,阪大,京大,九大)について行った。その内容は次のとおりである。 ・研究環境について (A)居住スペース (B)安全及び環境保全 3.その他 ・実施するアンケート調査に対する具体的な参考意見の聴取
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