1995 Fiscal Year Annual Research Report
生涯学習社会における学校教育と学校外教育の役割と連携
Project/Area Number |
07301036
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Research Institution | Osaka Women's University |
Principal Investigator |
谷村 覚 大阪女子大学, 学芸学部, 教授 (90094458)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 敦彦 大阪女子大学, 学芸学部, 助教授 (20210677)
小股 憲明 大阪女子大学, 学芸学部, 教授 (70117919)
井上 亮 大阪女子大学, 学芸学部, 教授 (30176458)
船曳 宏保 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (30113343)
笠原 克博 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00077356)
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Keywords | 生涯学習 / 不登校 / フリースクール / 学校外教育 / 学校教育 / 社会教育 / 学社連携 |
Research Abstract |
本研究課題は、追加採択された旨の連絡を平成7年10月下旬に受けて以後本格的に始動したため、本年度末までに申請書に記した当初計画のすべてについて遂行することはできなかったが、(1)初等・中等教育、(2)不登校・フリースクール、(3)外国情報に関する3研究班のうち、不登校・フリースクールに関する研究班が中心となって以下のような研究活動を進めた。 1.不登校児童・生徒のための受け皿として、あるいは既存の学校教育の枠組みにとらわれない学びの場として各地で活動を続けるフリースクールについて、その活動実態を具体的に知り、研究参加者間で知見を共有するために、大阪・兵庫を中心とした地域で活動するフリースクール主宰者を研究会に招き、それらのスクールが置かれている状況や子どもたちの様子について、資料をもとに紹介・報告を受けた。 2.一方これとあわせて、各自治体の教育委員会、あるいは各学校において不登校・いじめ問題にの取り組む担当者・教員にも参加を仰ぎ、行政の立場や学校現場の意識について知見を深めた。さらにフリースクール主宰者と学校・行政担当者との間での意見交換の場を設け、双方からの疑問点、あるいは共通の課題として取り組むべき問題点を検討した。また府下自治体の生涯学習施策担当者を招き、学校教育と学校外教育の連携の可能性について現行の生涯学習行政の視点も交えて意見交換をおこなった。 3.なお、府県レベルでの生涯学習への取り組みの実態を把握するため、いくつかの都府県の生涯学習センターなどを視察し、資料収集をおこなった。
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