1995 Fiscal Year Annual Research Report
技術情報移転と製品開発に関する研究-地域科学技術政策の構築に向けて-
Project/Area Number |
07303016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
新家 健精 福島大学, 経済学部, 教授 (70007392)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
星野 拱二 福島大学, 経済学部, 教授 (90007419)
片山 博 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60091849)
浅田 孝章 大阪大学, 経済学部, 教授 (10143132)
関谷 章 大東文化大学, 経済学部, 教授 (60051348)
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Keywords | 情報の経済学 / 技術情報 / 研究開発 / 製品開発 |
Research Abstract |
本年度の研究実績としては、まず理論的方向として(1)研究開発に関する情報経済学的視点からの考察では、アドバース・セレクションやスクリーニングといった情報偏在をめぐる理論的成果が知的所有権に総括される技術情報の移転にどのようなインプリケーションをもたらすかが討論された(新家)、また(2)研究開発のグローバル化をめぐっては、これまでの関連諸論のサーベイとともにわが国の企業実態からのモデル抽出を実施、研究開発のグローバル化のモデル構築が開示された(浅田)。 一方、当初予定していた中小企業をめぐるアンケート調査については研究期間の短縮もあって次年度送りとしたが、(3)一般的な科学技術情報の動きについて、東北地方における新聞技術情報(平成3年10月〜平成7年12月)の収集を実施、既存の重点領域研究の結果との比較分析をおこなった(新家、星野)、さらに実態調査・研究面では製品開発としての工程管理面で(4)大企業(トヨタ自動車、ヤマハ楽器など)対象の調査研究を実施(関谷、星野)、これら企業サイドにおける研究・開発を支援する地域科学技術政策として(5)上総アカデミアパークについてケーススタディを実施、行政面における取り組みについて調査・研究を実施した(全員)。 以上の理論的側面と実態調査・研究とを総括するため(6)全体会議を設定、グループによる討論と結合化を実施した(全員)。次年度はこれらの成果を基盤にさらなるアプローチを展開してゆきたい。
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Research Products
(1 results)