1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07306012
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Section | 総合 |
Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
笹尾 彰 東京農工大学, 農学部, 教授 (70032993)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳥居 徹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (60172227)
関本 均 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10261819)
酒井 憲司 東京農工大学, 農学部, 助教授 (40192083)
清水 浩 京都大学, 大学院・農学研究科, 助手 (50206207)
林 孝洋 京都大学, 大学院・農学研究科, 講師 (40173009)
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Keywords | ファイトテクノロジー / 生物モデル / 生体情報 / 耕地 / 栽培システム / 自律システム / ロボット / 生態系 |
Research Abstract |
研究代表者及び研究分担者がそれぞれ担当する課題について,交付申請書に示した研究グループのなかで研究実施計画に沿って研究を展開した.平成8年11月のファイトテクノロジー研究会の席で研究の進展状況の情報交換を行った.各研究グループの研究成果は以下の通りである. 1.生体情報解析グループ:磁場(笹尾),超音波(澁澤),音波(難波)などの物理刺激に対する植物応答を実験的に明らかにするとともに,植物時系列データの解析手法(清水)を提案した.植物の新機能の抽出(村瀬)の系統的な研究に着手した. 2.生物モデリンググループ:マトリックス表示による花序発達の記述法の開発(林),根系成長に関するシステム同定(鳥居),雑草と作物の生態学的成長競争モデル(酒井),3次元根系成長モデルのアルゴリズム検討(澁澤),などを実施した. 3.耕地栽培システム解析グループ:カバークロップの機能を利用した雑草抑制栽培システム(荒木),土壌肥沃性の可視化と診断手法の開発(関本),土壌マップとサンプリングサイズの検討(笹尾,酒井,澁澤),水稲の画像診断(大角)など,ほ場のダイナミツクスに対応した栽培システム解析の基礎研究を発展させた. 4.自律生産システムグループ:マシンビジョンとロボティクスにもとづく施設園芸用ロボット開発(門田),接ぎ木システムの開発(西浦),野菜画像認識の基礎実験(桶)を実施した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] H.SHIMIZU: "Generalized System for Plant Growth Analysis using Infrared LED" Acta Horticalturae. 440. 446-451 (1996)
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[Publications] 林孝洋: "スイ-トピー花序の着蕾数における周期性について" 園芸学会雑誌. 65(別1). 423-433 (1996)
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[Publications] S.Shibusawa: "Traction Data Analysis with the Traction Prediction Equation" J.Terramechanics. 33(1). 21-28 (1996)
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[Publications] 清水浩: "ロ-パスフィルタ遮断周波数の調整による植物生長時系列データのノイズ除去法" 植物工場学会誌. 8(4). 140-145 (1996)
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[Publications] T.TORII: "Application of System Identification to Diagnosis Recovery of Root Form" Acta Horticalturae. 440. 458-463 (1996)
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[Publications] H.Sekimoto: "Image Analysis of Rhizosphere" Developments in Plant and Soil. (in press). (1996)