1995 Fiscal Year Annual Research Report
教育工学文献とリフレッシュ教育情報のネットワークによる提供の在り方に関する研究
Project/Area Number |
07308015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
清水 康敬 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前迫 孝憲 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
西方 敦博 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (60260535)
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
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Keywords | インターネット / データベース / キーワード検索 / エージェント |
Research Abstract |
本研究では、インターネットを利用して、教育工学文献とリフレッシュ教育情報を扱う分散型データベースの在り方を検討すると共に、その運用の可能性を追究することを目的としている。 初年度の平成7年度は、有効期限付き新規情報検索支援システムの設計および試作、運用を行った。以下に、本年度の成果を述べる。 (1)キーワード検索システムとして3つのシステムを設計した。すなわち、オートパイロットプログラムと同様な方式である自動アクセス方式、メールによる検索が可能なメール登録方式、前者の2方式の長所を備えたメール登録自動方式の3方式である。 (2)3つの方式を、端末側のパソコンやデータベースを持つホストであるWSに実装し、試験的な運用を行い、実用の可能性を検討した。 (3)各方式の性能について、実装のしやすさ、ユーザマシンの制限、既存データベースへの対応、通信路への負荷、情報の新規性の観点で評価、比較した。 (4)データベースには、既に有益な情報を提供するシステムもあるので、既存のデータベースにも対応可能であることが重要である。そこで、既存のデータベース、新規のデータベースにも対応させる観点で、3つの方式を検討した。その結果、自動アクセス方式では、様々なデータベースに対応可能であること、新規作成のデータベースにはメール登録方式が有効であることを考察した。また、メール登録自動方式では、両者の性能を活かせられることを確認した。 以上、本年度に得られた研究成果を整理し、残された課題を引き続き検討することとした。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 小沢良男: "ハイパーテキスト教材における学習支援システムの開発と評価" 教育システム情報学会誌. 12. 257-266 (1996)
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[Publications] 西方敦博: "画像符号化装置の一評価法に関する検討" テレビジョン学会誌. 50. 125-129 (1996)
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[Publications] 橋本光明: "子どもの描画活動における視点移動と評価の関係" 日本教育工学会誌. 19. 151-158 (1995)
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[Publications] 周藤正子: "コンピュータ画面における文字の提示に関する検討" 日本教育工学会誌. 19. 15-24 (1995)
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[Publications] 浅野樹美: "ニューラルネットワークを用いた瞳孔応答モデルと動画番組試聴時への適用" 日本教育工学会誌. 18. 61-70 (1995)
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[Publications] 大石晴夫: "ネットワークによるデータベースのキーワード自動検索システムの検討" 電子情報通信学会技術報告(教育工学). ET95-77. 41-48 (1995)