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1996 Fiscal Year Annual Research Report

多角的な日本語学習を支える地域社会内ネットワーク研究

Research Project

Project/Area Number 07308022
Section総合
Research InstitutionThe National Institute for Japanese Language

Principal Investigator

西原 鈴子  国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育指導普及部, 部長 (60189298)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 縫部 義憲  広島大学, 教育学部, 教授 (20131691)
渡辺 文夫  上智大学, 文学部, 教授 (50083415)
石井 恵理子  国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育指導普及部, 日本語教育推進企画研 (90212810)
柳沢 好昭  国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育研修室, 室長 (80249911)
古川 ちかし  国立国語研究所, 日本語教育センター・教育指導普及部・日本語教育研修室, 前室長 (60190138)
Keywords地域コミュニティ / ネットワーク / 参与観察 / インタビュー / 質的分析 / 関係性 / 相互作用 / プロセス
Research Abstract

本年度行った調査研究は、以下のようである。
1.北海道における札幌以外の「周辺部」における「北海道日本語教育ネットワーク」会員および在住外国人の実情を調査(インタビューおよび参与観察)し、組織体としての地域ネットワークがどのような形で周辺部に貢献しうるかを探るための資料を収集した。
2.山形、埼玉、群馬、東京、東海地域、広島の各地で日本語学習支援のネットワーク組織にインタビューを行い、その結果から広範囲な質問紙調査を作成すべく分析している。
今年度行った予備的面接調査記録を整理し、山形をモデル地区として調査研究するための準備及び実施、草加市を事例調査モデル地区に選定することの検討、一連の事例調査から得られた結果に基づき質問紙を作成し質問紙調査を嫉視することを検討した。以上の研究を進めるための研究協力者の検討、そして研究ネットワークと体勢づくりを行った。
事例研究の一つとして、葛飾区小岩の日本語教室を中心とする地域のネットワークへの参与観察とインタビューを行った。
また、浜松の日系ブラジル人に関して、その職種、日本語教室での学習内容、教会での活動、エスニックメディアの状況、ブラジル人によるコミュニティセンターの活動などを調査し、ネットワークの現状を分析するための資料を収集した。これも、事例研究の一つとする可能性がある。
東海地域では日本語教室の実状を調べるためにアンケート調査をすでに実施し、その結果を分析しているところである。
さらに、広島においては県内の小学校に在籍している南米日系人児童を対象に、参与観察法とアンケート調査によって対人ネットワーク形成の状況、その広がりまたその広がりを阻害する要因について調べた。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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