1995 Fiscal Year Annual Research Report
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07358022
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
土岐 憲三 京都大学, 工学部, 教授 (10027229)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
家村 浩和 京都大学, 工学部, 教授 (10026362)
岡田 恒男 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40013122)
大町 達夫 東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (90126269)
平沢 朋郎 東北大学, 理学部, 教授 (80011568)
入倉 孝次郎 京都大学, 防災研究所, 教授 (10027253)
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Keywords | 都市防災 / 直下地震 / 活断層 / 地震荷重 / マイクロゾーネイション / 耐震設計 / 実時間制御 / 人間行動 |
Research Abstract |
本研究は、平成8年度発足予定の重点領域研究「都市直下の地震による災害の防止に関する研究」(領域略称名:都市直下地震、領域番号:279、研究期間:平成8年度〜同11年度、領域代表者:土岐憲三、所属機関:京都大学工学部)の研究領域申請の準備調査を行ったものである。 平成7年10月7日、京都市のホテル京阪京都に於いて、研究分担者を中心に第1回重点領域研究「都市直下地震」総括班準備会を開催し、冒頭の平成8年度発足予定の重点領域研究の研究計画と計画研究の各テーマおよび公募研究分野の企画を行った。計画研究の各テーマは下記の通りである。 総括班……都市直下地震による災害の防止に関する基礎的研究 A-1……活断層の危険度評価と強震動予測 A-2……入力地震動および地震荷重の評価 B-1……地震被災危険度のマクロゾーネイション B-2……直下地震に対する構造物の耐震性向上に関する基礎的研究 B-3……交通・通信システムの防災機能に関する研究 C-1……社会基盤システムの実時間制御技術 C-2……発災対応型都市情報管理システム C-3……過密空間における震災時の人間行動の研究 さらに総括班が行うべき項目として、有効な研究成果が得られるようニューズレターの発行や各計画、研究グループ相互間ならびに他の関連する地震動災害分野の研究グループとの相互理解を図る課題も取り上げた。 また、平成8年3月12日、京都市の平安会館に於いて、第2回総括班連絡委員会準備会を開催し、平成8年度開始の計画研究の内容に関する議論と再調整を行い、平成8年度発足の重点領域研究が発足初年度より有効な研究成果が得られるように諸準備を整えた。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 土岐憲三: "AL法の確率応答計算への拡張とその地盤震動解析への応用" 土木学会論文集. 513 I-31. 179-190 (1995)
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[Publications] 土岐憲三: "兵庫県南部地震の震源特性と地盤震動特性" 土木学会誌. Vol. 80 No.9. 32-43 (1995)
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[Publications] 家村浩和: "AMDの可動質量変位制約を考慮した非線形制御則" 第3回振動制御コロキウム講演論文集. Part B. 111-118 (1995)
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[Publications] 家村浩和: "連続桁橋における可変剛性システムの制御則と制震効果に関する基礎的研究" 第23回地震工学研究発表会講演概要集. 501-504 (1995)
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[Publications] 家村浩和: "橋梁の被害と復旧・補強" 安全工学. Vol. 34 No. 6. 425-435 (1995)