1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07405013
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
匹田 政幸 名古屋大学, 工学部, 助教授 (40156568)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
早川 直樹 名古屋大学, 工学部, 助手 (20228555)
大久保 仁 名古屋大学, 工学部, 教授 (90213660)
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Keywords | 電磁環境 / 電力施設周辺 / 極低周波磁界 / アモルファス磁性体センサ |
Research Abstract |
測定器の比較を行うのにあたり,1.82m×1.82mの正方コイルを4層直列配置した磁界発生コイルを2組製作した。この磁界発生装置は,周波数10Hz〜5kHzの間で3μT〜500μTの範囲の磁界を発生させることが可能である。 アモルファスワイヤを用いた磁界測定器を試作し,市販されている磁界測定器2種と性能を比較検討した。今回はアモルファスワイヤをセンサーとして用いて磁界の測定器を試作し,サーチコイルおよびホール素子をセンサーとした磁界測定器と比較検討を行った.その結果,試作したアモルファスワイヤによる磁界測定器は送電線下や変電所周辺の磁界強度レベルの0.1μ〜20μTrmsの範囲で,直線性を有していることが分かった。またサーチコイルによる磁界測定器やホール素子をセンサーとした磁界測定器はこの範囲よりも大きな磁界強度まで直線性を有していることが分かった。 この試作した磁界測定器は,周波数特性についても10Hz〜5kHzでフラットな特性を有していることがわかった。したがって,アモルファスワイヤを用いた磁界センサーは,商用周波数のみならず電力設備で発生する各種高周波磁界現象の測定への利用が期待できる。
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[Publications] 清水雅仁他: "微小磁界強度測定における測定器の比較-高精度磁界測定の検討" 平成7年度電気関係学会東海支部連合大会. 83- (1995)
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[Publications] 清水雅仁他: "微小磁界強度分布の高精度測定法の検討" 電気学会計測高電圧合同研究会 1M-95-105. 139-148 (1995)
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[Publications] 清水雅仁他: "アモルファスワイヤを用いた測定器による高精度磁界測定" 平成8年電気学会全国大会. (発表予定).