1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07405047
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
細田 龍介 大阪府立大学, 工学部, 教授 (30081392)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有馬 正和 大阪府立大学, 工学部, 助手 (70264801)
山田 智貴 大阪府立大学, 工学部, 助手 (90240027)
岸 光男 大阪府立大学, 工学部, 助教授 (00145814)
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Keywords | 船体形状表現 / フーリエ記述子 / 力学的パラメター / 形状的パラメター / 2次元流体力 / ルイスフォーム |
Research Abstract |
本年度は,フーリエ記述子(FD)により船体横断面形状の表現が可能であることを示し,FD各項と復元図形形状との関連づけを行って,FD各項と船体横断面形状の面積,縦横比,各部の凹凸との関係を明らかにした.また,従来船体横断面形状の性質を示すために用いられている力学的パラメターとFDとの関係を明らかにした. 次に,船体の流体力計算時に船体横断面形状を表現するために用いられるルイスフォーム変換とFDによる表現方法を船首部,船尾部の横断面形状の復元形状によって比較した結果,FDは6箇の係数(第5項まで)を用いることで船体形状を精度よく表現でき,ルイスフォーム変換では表現不可能な形状も精度よく表現できることを示した.さらにルイスフォームの各係数とFD各項との関係を明らかにした. また,船体横断面形状の特徴と船体性能を対応づけるため,FDを用いて2次元船体断面上下揺流体力計算手法について考察した.その結果,ルイスフォームUrsell-田才法の場合と同様に2次元断面の上下揺流体力計算にFDを適用することが可能であることを示すと同時にFDを6箇用いた場合の流体力の計算の式を導出した. なお,本年度においては,FDに関する論理的考察と実船の船型データの収集及び入力作業,FD計算プログラムの構築などのパーソナルコンピュータ上での作業が主として行われたため,資料印刷費,計算機使用料などの支出はなく,パーソナルコンピュータ関連の消耗品費の支出が増した.
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