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1995 Fiscal Year Annual Research Report

アポトーシス誘導遺伝子を用いた悪性グリオーマに対するワクチン療法の開発

Research Project

Project/Area Number 07407038
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)

Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

浅井 昭雄  東京大学, 医学部(病), 講師 (50231858)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 口野 嘉幸  国立がんセンター研究所, 生物物理部, 部長
松野 彰  東京大学, 医学部(病), 助手 (00242058)
桐野 高明  東京大学, 医学部(病), 教授 (90126045)
斉藤 延人  東京大学, 医学部(病), 助手 (60262002)
藤巻 高光  東京大学, 医学部(病), 助手 (80251255)
Keywordsアポトーシス / グリオーマ / ワクチン療法 / differential display PCR
Research Abstract

当初の研究計画にしたがって、ヒトおよびラットグリオーマ細胞にs-mycおよびc-myc遺伝子を導入して発現させ、アポトーシスを誘導するモデルをもちいて、アポトーシスの誘導に先だって発現が変動してくる遺伝子の単離同定を試みた。以下に詳細を記す。前記のモデルにおいてアポトーシス誘導前後の状態の細胞からmRNAを調製し、differential display-PCR法を用いてそれらを増幅し、発現に変化のあるものを約100個選別し、それらを単離クローン化した。次にこれらクローン化したものをブローブとして用い、もとのRNAに対してNorthern hybridizationをおこなって、differential display上での発現変化と一致するか否かを確認した。その結果、かなりのものがNorthern hybridization上では発現変化が再現できず、再現できたものはわずか6クローンであった。これらのPCR産物(cDNA)についてすべて塩基配列決定をおこなったところ、これまでに報告されている遺伝子が3クローン、未知のものが3クローンであった。既知の遺伝子3クローンの内訳は、mitochondrial cytochrome c oxidase,calmodulin,phosphatidyl inositol triphosphate transfer proteinであった。これらが、直接、アポトーシスあるいは免疫原性の変化に関与しているのか否かについては今後検討していく予定であり、また、未知の3クローンについてもopen reading frame全長を含むcDNAを単離して、その塩基配列を決定した後、アポトーシスあるいは免疫原性との関連について検討する予定でいる。

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Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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