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1995 Fiscal Year Annual Research Report

口唇口蓋裂発生抑制因子に関する研究-ヒトならび自然発生本症マウスによる発生抑制因子の追求-

Research Project

Project/Area Number 07407058
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)

Research InstitutionAichi Gakuin University

Principal Investigator

河合 幹  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第二講座, 教授 (50064788)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 粟生 いつ子  藤田保健衛生大学, 医学部, 講師
木下 弘幸  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第2講座, 助手 (70261005)
深野 英夫  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第2講座, 助手 (00231556)
宮地 斉  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第2講座, 助手 (60261004)
夏目 長門  愛知学院大学, 歯学部・口腔外科学第2講座, 講師 (90183532)
Keywords口唇裂 / 口蓋裂 / 口唇口蓋裂 / 口唇・口蓋裂自然発生マウス / 先天異常
Research Abstract

本年度は、研究初年度として本学に設備備品を設置するとともに、米国アイオワ大学に5ケ月間研究装置の使用法の研修に人員を派遣した。その他の研究の経過は以下の如くである。
1 口蓋の培養による発生抑制因子としてβカロチンに注目し、良好な結果を得ているが、現在、他のビタミンでも同様の結果を得ており、その結果を平成8年7月に開催される日本先天異常学会において発表を予定している。
2 上記と同様にβカロチンを母獣に投与して着床率を上昇させ死亡胎仔数をさげることを確認した。
3 MMTVウィルスに関する催奇形性実験を行ってきたところ以下のような結果を得た。
i)コントロールとしてA/Jおよび、CL/FrについてMTVウィルスの有無を調べたところ、酸性抗体法(LSAB法)にてA/JおよびCL/Frの乳腺をみたところA/J(ノーマル)16匹(_-))CL/Fr(ノーマル)20匹(_-)と両系統のマウスにはMTVは存在しないことが解った。
ii)C3H/HeMTV(_+)マウスより採取したMTVウィルス含有乳腺をすり潰しA/JおよびCL/Frの腹腔内に投与し、感染させ、感染成立6week後妊娠させ、胎児に母乳をのませ乳腺を活性化かせ乳腺を取り出してMTVウィルスの有無をLSAB法にて見たところ、A/J(MTV)28匹(_-)CL/Fr(MTV)20匹(_-)とMTVが検出されなかった。
4 口唇口蓋裂遺伝子解析を行って、Association studyを試みた。又TGFα Tag Iのみならず、TGFβ3,MSX1,MSX1X2.1等についても研究を行った。結果は、有意差なしであったが、N数が小さすぎるためと思われる。今後はTGFα,TGFβ3,MSX1のみならず、他のPrimerでも研究を追加し、N数も2倍になる予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2013-06-03  

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