1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07451028
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
新井 邦二郎 筑波大学, 心理学系, 教授 (60015914)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤生 英行 筑波大学, 心理学系, 講師 (40251003)
渡辺 弥生 静岡大学, 教育学部, 助教授 (00210956)
杉原 一昭 筑波大学, 心理学系, 教授 (30017777)
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Keywords | 自己決定 / 自己決定行動 / 自己決定意識 / 自頼感 / 学校生活充実感 / 道徳領域判断 / 小・中学生 / 高校生 |
Research Abstract |
以下の5つの研究を実施した。1の研究の成果については紀要に公表する(3月発行)。他の研究については、現在文章化している。 (1)小学生・中学生・高校生の「自己決定」の実態調査 小学・中学・高校生の学習や生活における「自己決定」の調査を行った。生活領域では、小学校低学年のみならず、高校生においても「自己決定」は行われておらず、しかも女子より男子において「自己決定」の欠如が著しいという知見が得られた。 (2)小学生・中学生の「自己決定行動尺度」の作成 すでに尺度構成に必要なデータの収集および分析は終了している。再検査信頼性を除き、尺度の信頼性・妥当性は確認できた。 (3)小学生・中学生の「自己決定意識尺度」の作成 この尺度についても、すでに尺度構成に必要なデータの収集および分析は終了している。尺度の信頼性・妥当性は確認できた。 (4)「自己決定行動尺度」および「自己決定意識尺度」と他の心理的尺度との関連の研究 小学・中学・高校生を対象として、これらの尺度とセルフ・エスティーム、信頼感、学校生活充実感などの尺度との関連を研究。これについても必要なデータの収集および分析は終了している。 (5)「自己決定行動尺度」および「自己決定意識尺度」と道徳領域判断との関連の研究 小学・中学・高校生を対象としたデータの収集および分析は終了している。
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