1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07451036
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
相馬 一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00063488)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花里 俊廣 筑波大学, 芸術学系, 講師 (00257172)
野島 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
佐古 順彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10000069)
山本 多喜司 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (30033541)
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Keywords | 居住環境 / 住環境評価 / 心理的要因 / 重要度 / アンケート調査 / 一戸建て / 集合住宅 / 必要度 |
Research Abstract |
既往研究のアンケート項目、学生への住環境評価に係わる要素に関する小論文の内容等を参考に、住環境評価に関連する要素をキーワードとして抽出した。それらの要素のなかから、重複するもの、質問項目として相応しくないもの等の選択を行い、「住環境評価において、それらの要素がどれだけ重要か」を5段階評価により評価させる形式の調査用紙を作成した。 この調査用紙を用いて、まず調査方法が相応しいかどうか、また質問項目が適切で、回答しやすいかどうか、質問内容で不十分なものはないか等について検討するため、予備調査を50事例(一戸建て25、集合住宅25事例)行った。その結果、臭いや音などに対する質問項目などは、その人の主観や状況によって評価が変化する場合等が考えられるため、若干回答しにくいという指摘が得られた。また、一戸建てと集合住宅居住者の回答には、予備実験の段階から違いがみられた。 本調査は、東京圏を中心に400事例(一戸建て200、集合住宅200)、質問紙送付によるアンケート調査を実施した。単純集計では、予備実施と同様に一戸建てと集合住宅居住者との間に差がみられた。重要度という指標ではかっているため、収入や家族構成で影響のでた項目と、そうでない項目があった。これらには、生活にとってどうしても必要なもの(商店街、交通など)から、あればより良いもの、どちらかというと贅沢な部類にはいるもの、といった分類との関連性がみられた。 今後はこれらの結果を踏まえ、個別訪問によるインタビュー、サンプリング対象のいくつかの生活環境の実態調査等を行い、実際の物理的環境、インフラ等との関連を踏まえた考察を行う予定である。
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