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1995 Fiscal Year Annual Research Report

重度知的障害者の学校卒業後の粗暴化・無力化の実態と治療方法に関する臨床的研究

Research Project

Project/Area Number 07451039
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Research InstitutionInstitute for Developmental Research, Aichi Human Service Center

Principal Investigator

小野 宏  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 能力開発部, 部長 (40270722)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西野 知子  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 助手
野崎 和子  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 助手
幸 順子  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 研究員 (20250251)
渡辺 匡隆  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 研究員 (30241764)
望月 昭  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 主任研究員 (00166323)
Keywords重度知的障害 / 粗暴化・無力化 / 治療教育
Research Abstract

本研究では、青年期・成人期以降に顕在化する重度知的障害者の粗暴化及び無力化の問題について、特に学校卒業後の生活環境との関係において明かにし、これらの問題を改善し彼らの社会参加を促進するためのアプローチを総合的に開発することを目的としている。
これらの目的を3か年で達成することを目標にしているが、本年度は学校卒業後の重度知的障害者の粗暴化・無力化の粗暴化・無力化の実態を把握するための調査を予定している。具体的には、(1)学校卒業後の重度知的障害者の個別行動評定尺度の作成と、(2)訪問および郵送による実態調査を実施である。しかしながら、本年度は追加による助成交付のため、現在、個別行動評定尺度の作成と県内の学校卒業後処遇施設での重度知的障害者の生活状況についてその状況の把握を進めている。
個別行動評定尺度には、社会性検査であるS-M式社会生活能力検査と適応行動尺度の行動評定項目を中心に、WAIS-R成人知能検査、牛島式知能判定検査、長谷川式簡易知能評定スケールの知識・理解に関する評価項目を加えて評定尺度を作成している。また、これと並行して愛知県豊橋市において粗暴化・無力化の実態把握を行っており、これまでに延べ8日間に渡って生活の実態に関する面接・聞き取り調査を行っている。
今後の予定としては、個別行動評定尺度を3月中旬までに完成し3月下旬には調査用紙の発送・回収を予定している。その後来年度にかけて調査結果の分析を進めるとともに個別事例への臨床研究を行っていく予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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