1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07451092
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
松村 雄二 国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (10086689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江戸 英雄 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (50290870)
入口 敦志 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (80243872)
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Keywords | 研究者総覧 / 明治以降 / 研究論文目録 / フ-ズ・フ- / 経歴・業績 / 国文学 |
Research Abstract |
本年度は昨年度までに開発したシステムを利用して、研究者の情報を蓄積することを主な作業とした。 作業に際しては主に以下の書籍からデータを採集した。 A.『[現代日本]朝日人物事典』(朝日新聞社、1990年12月) B.『国語国文学年鑑』第貳集昭和拾四年版(精文社、昭和16年5月) C.『雑誌索引-戦前雑誌記事索引-』(大空社、1994年2月) Aは、国文学者だけではなく広く人名を集めたものであるが、国文学に関しても現在存命の人を含めてかなり幅広く載録している。また、経歴等かなり詳しく記述されているので基本データを作成するには良好なものである。Bは現在の国文学年鑑の淵源にあたる書物で、国文学関係の論文・単行本等を調査するには最も適したものである。この本には附録として「研究論文執筆者名簿(其一)」があり、当研究に於いてはこれに基づいてデータを載録した。データは(1)現住所(2)生年月(3)原籍(4)勤務先(5)学歴(6)専攻題目(7)主なる著書論文、の7項目を著者に直接照会した情報によっているため、正確な情報である。ただし、昭和13年に論文を執筆した人物に限られているため残念ながら人数に限りがある。Cは論文の一覧であるため、人名と論文名のみ。多数の人名を把握することはできるが、所属等の詳細な情報がないという欠点がある。 以上の3冊を中心に相互にデータを補いながら入力することができた、結果として約1800件のデータを収集することができ、十分な成果をあげたといえよう。 また、最終年度として報告書を作成した。
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