1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07455160
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
小川 明 名古屋大学, 工学部, 教授 (20204068)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山里 敬也 名古屋大学, 工学部, 助手 (20252265)
片山 正昭 名古屋大学, 工学部, 助教授 (60185816)
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Keywords | 符号分割多元接続 / スプレッドアロハ方式 / スループット特性 / 不均一なトラフィック負荷分布 / 送信許可制御法 |
Research Abstract |
スペクトル拡散を用いたパケット通信システム(スプレッドアロハ方式)が次世代の通信方式として注目を浴びており,そのスループット特性(パケット通信における効率の尺度)の評価結果がいくつか発表されている.しかし、その解析では近似が用いられており、正当性に問題がある.本年度はスプレッドアロハ方式の解析的枠組みを与える事、またトラフィック負荷分布の不均一性の問題を取り上げ研究を行ってきた.その結果、以下のような結果が新たな知見として得られた. (1)スプレッドアロハ方式のスループット解析において、パケットの遷移が待ち行列システムのM/M/∞あるいはM/D/∞を用いて表すことができる事を解析的に示した.その結果、従来、不可能であった熱雑音の影響を考慮したスループット解析ができるようになった. (2)トラフィック負荷分布に不均一がある場合のスループット特性の検討を行った.その結果、スループットが極端に劣化する事がわかった.また、この問題に対し、パケットの送信許可制御法を提案し、そのスループット解析を行った.送信許可制御法とは、トラフィック負荷の高いところでは、送信許可を、基地局に近いユーザー与え、遠いユーザーのパケットを拒否する制御法である.検討の結果、送信許可制御法はトラフィック負荷分布に不均一がある場合に有効な制御法である事がわかった. 以上の研究成果の幾つかは、国内外の学会・論文等に公表を行った.これらは、独創的な研究として高い評価を受けている.
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[Publications] A.Jamalipour: "Transmit Permission Control on Spread ALOHA Packets in LEO Satellites Systems." IEEE Journal on Selected Areas in Communications. (掲載予定). (1996)
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[Publications] T.Sato: "Throughput Analysis of DS/SSMA Unslotted ALOHA with Fixed Packet Length" IEEE Journal on Selected Areas in Communications. (掲載予定). (1996)
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[Publications] A.Jamalipour: "Adaptive Transmit Permission Control on Spread-Slotted Aloha Packets Applicable in LEO Systems" 電子情報通信学会論文誌(E-B). E79-B(掲載予定). (1996)
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[Publications] A.Jamalipour: "Throughput Analysis of Spread-Slotted ALOHA in LEO Satellite Communication Systems with Nonuniform Traffic Distribution" 電子情報通信学会論文誌(E). E78-B. 1657-1665 (1996)
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[Publications] A.Jamalipour: "A Modified Power Control Scheme for Remedying the Effects of Traffic Nonuniformity in LEO Satellite Communications Systems" Internation Journal of Wireless Information Networks. 3. 29-39 (1996)
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[Publications] T.Yamazato: "Performance Analysis of CDMA ALOHA" Proc.of International Symposium on Communications. 1. 434-441 (1995)