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1995 Fiscal Year Annual Research Report

卸売市場の包装廃棄物の実態調査とリサイクル方法の確立に関する基礎研究

Research Project

Project/Area Number 07456111
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Research InstitutionUtsunomiya University

Principal Investigator

中島 教博  宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10008055)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊庭 慶昭  宇都宮大学, 農学部, 教授 (80241850)
Keywords廃棄物 / 発泡スチロール / リサイクル
Research Abstract

農産物流通に包装材料は欠かせないが、環境問題を考慮したときその処理まで考えなければその使用は困難となる。ダンボール箱は再利用、資源化も既に行われている。最近青果物でも多くの場面で利用されるようになった発泡スチロールは今後その使用量は増加すると考えられそのリサイクルシステムの構築は急務である。そこで中央卸売市場を中心に発泡スチロールの実態と資源化対策について調査した。
栃木県内の3市場について現地調査し、そのあと全国の中央卸売市場(86市場)を対象にアンケート調査を行った。回答は69市場(回答率80%)から得られ、現地調査の2市場を含めた71市場について分析した。
調査結果;廃棄物の発生は部門により種類やその割合に相違が見られたが、生ゴミはどの部門でも共通して多く発生した。処理方法の傾向としてはダンボールが最も多くリサイクルされており、今回の調査した市場の50%でリサイクルしていた。逆に生ゴミはコンポスト化という再資源化方法が有るにもかかわらず、大半の市場で可燃物として他の廃棄物と共に処理されていた。リサイクルが確立されているものは分別収集が行われており、今回の調査では発泡スチロール、木箱(木製品)などにそれが見られた。また今回は詳細に調査していないが、魚腸骨、汚泥など特定の部門から発生する廃棄物においても再資源化が確認された。これらのリサイクル率の高さは専門処理業者の流通網の規模によると推察される。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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