1996 Fiscal Year Annual Research Report
自家培養軟骨細胞の移植による軟骨修復欠損に及ぼす力学的環境の影響について
Project/Area Number |
07457327
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
梅山 剛成 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (70160330)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
織田 弘美 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60101698)
黒川 高秀 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90010298)
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Keywords | 自家培養軟骨細胞 / 軟骨欠損修復 / 創外固定 / 力学的環境 |
Research Abstract |
自家培養軟骨細胞の移植による軟骨修復モデルの作成を試みている。欠損部へ移植する軟骨細胞は成熟家兎の膝蓋腱より採取し分離、単層培養により増殖したものを使用した。欠損部は同一家兎の大腿骨荷重部軟骨面に広範囲に作製しコラーゲンゲルを担体として軟骨細胞を移植した。1週,2週,4週,8週及び24週の屠殺家兎から膝関節を取り出し薄切標本と作製した。ヘマトキシリン・エオジン染色、サフラニンO染色を行い軟骨細胞の分布、形態の観察とプロテオグリカンの染色性の変化を観察した。また抗タイプIIコラーゲン抗体によるタイプIIコラーゲンの染色性の変化から免疫組織化学的検討を行っている。さらにノーザンブロッティング法によるタイプ別コラーゲンの発現の変化から軟骨細胞の形質の維持について検討している。 並行して創外固定の器械の改良を行っている。大腿骨と下腿骨に鋼線を刺入し創外のセンサーおよび制御装置に接続し膝関節の荷重と運動量を制御しうるべく創外固定システム、とくに創外の制御装置の改良にあたっている。
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