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1996 Fiscal Year Annual Research Report

骨代謝における骨細胞(osteocyte)の機能解析とその重要性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07457431
Research InstitutionMeikai University

Principal Investigator

久米川 正好  明海大学, 歯学部, 教授 (40049367)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 真野 博  明海大学, 歯学部, 助手 (20265359)
羽毛田 慈之  明海大学, 歯学部, 助教授 (90164772)
Keywords骨細胞 / 破骨細胞の活性抑制 / Pho-GDIタンパク質 / カルシウム受容体 / ビタミンD
Research Abstract

I.骨細胞由来の骨吸収抑制タンパク質に関する研究で以下の事が明らかとなった。
(1)骨細胞中には破骨細胞の骨吸収を抑制する非分泌型の因子があり、その因子の1つは、Pho-GDIの一部と相関性を持つ分子量18.5kDaのタンパク質である。
(2)18.5kDaのタンパク質は、破骨細胞に直接作用し、骨吸収を抑制する。
(3)18.5kDaのタンパク質を破骨細胞に直接注入すると、破骨細胞のポトゾーム構造が消失する。
骨細胞と破骨細胞間におけるこのタンパク質の作用機構は不明であるが、骨のリモデリングにおける新しいモデルを示唆する。
II.ビタミンDは骨細胞におけるカルシウム受容体遺伝子の発現量を制御する。
ビタミンDは頭頂骨のカルシウム受容体の遺伝子発現量を抑制するが、長管骨では増加させることが明らかとなり、扁平骨と長管骨では違いのあることが明らかになった。活性型ビタミンDの骨代謝への作用で、力の加わっている骨とかからない骨では逆であることは大変興味深い。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 松尾哲: "骨細胞の分離法の確率と増殖の可能性について" 明海大学歯学雑誌. 25. 167-175 (1996)

  • [Publications] Tanaka,K.,Yamaguchi,Y.and Hakeda,Y.: "Isolated chick osteocytes stimulate formation and bone-resorbing activity of osteoelast like cells." J.Bone Miner.Metab.,. 13. 61-70 (1995)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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