1995 Fiscal Year Annual Research Report
低騒音および支台形成支援機能を備えた歯の切削システムに関する研究
Project/Area Number |
07457470
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
荘村 泰治 大阪大学, 歯学部, 講師 (10154692)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生田 幸士 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90212745)
河合 啓次 大阪大学, 歯学部・附属病院, 講師 (40204664)
高橋 純造 大阪大学, 歯学部, 教授 (80029149)
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Keywords | エアタービン / 騒音解析 / 騒音低域 / 歯の切削 / 支台形成 |
Research Abstract |
今年度は、主に低騒音ハンドピ-スの開発に関し重点をおいて研究を進めてきた。そのため、まず市販エアータービンハンドピ-スの騒音解析を行った。 (1)本補助金により騒音解析装置を導入することができたので、まず市販の数種のエアータービンハンドピ-スについて音圧および周波数の解析を試みた。現在までの解析の結果、機種によって異なるが、特徴的な周波数ピークをもつ騒音が発生していることがわかった。これらの中には15kHzを越える高い周波数のものが多くあり、これらが不快な高周波の原因であると考えられる。一方、回転数の低い電気エンジンハンドピ-スには、このような高周波の特定のピークは見られず、いわゆるホワイトノイズが検出された。 (2)高周波ノイズを低減させる基本的な考えとしては、ノイズに対し半波長ずれたアンチノイズを発生させて打ち消す方式を検討している。現在この方式の簡易型ヘッドフォンタイプ消音器が市販されている。しかし、この消音器は30〜1kHzの比較的低周波域のノイズに効果があり、エアータービンハンドピ-スのような高周波の騒音に対する効果は少なかった。そこで、今後はまずエアタービンの周波数を低周波側にモジュレートしてアンチノイズ方式の効果を調べ、その結果からアンチノイズ発生用圧電素子を選択し、それにより高周波ノイズを消滅する機構を開発する。
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