1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07457473
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
末次 恒夫 九州大学, 歯学部, 教授 (60013992)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
築山 美和 九州大学, 歯学部, 助手 (30253462)
小川 隆広 九州大学, 歯学部, 助手 (80274471)
古谷野 潔 九州大学, 歯学部, 講師 (50195872)
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Keywords | ブラキシズム / 睡眠時筋電図計測 / 携帯用筋電図計測 / 顎機能異常者 / スプリント |
Research Abstract |
問診により、正常被験者候補118名、顎機能異常被験者候補者38名を選び、研究計画に基づいた検査を行い、被験対象として正常者35名、顎機能異常者22名を被験者として登録した。携帯型生体アンプおよび収録用データレコーダを用いて携帯用筋電図測定システムを構築し、予定通り、正常者15名、顎機能異常者10名の、スプリント装着および未装着での筋電図計測を各々3日間連続して行った。以上については、研究計画以上に遂行できた。筋電図解析システムについては、プログラムの開発に問題があり、計測結果をモニターする機能を開発するにとどまっていたが、基本ソフトを外注することで解決され、改良されたシステムによって筋電図の解析が可能となった。 そこで、改良された筋電図解析システムによって計測結果の解析を行ったところ、筋電図測定時の周波数およびサンプリングレートに測定上の問題が生じていることが分かった。そこで、十分な解析ができるように携帯用筋電図測定システムを改造した。また、ブラキシズムの客観的評価の基準を明確にするために、携帯用筋電図測定システムにブラキシズム音と心拍数をモニターできるようにさらに改良を加えた。 改良された携帯用筋電図測定システムによって、正常者5名と、顎機能異常者5名の、スプリント装着および未装着での筋電図計測を各々3日間連続して行った。現在、得られた計測データの解析を行うと同時に、正常者と顎機能異常者の筋電図を計測中である。
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