1995 Fiscal Year Annual Research Report
潜伏EBウイルス活性化を制御する細胞因子に関する研究
Project/Area Number |
07457589
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
高田 賢蔵 北海道大学, 医学部, 教授 (30133721)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉浦 亮 北海道大学, 医学部, 助手 (20241317)
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Keywords | EBウイルス / 潜伏感染 / 転写制御 / 活性化 |
Research Abstract |
本研究は、潜伏EBV活性化にスイッチとして働くBZLF1遺伝子の発現を制御する細胞因子を同定し、ウイルス活性化機序の解明に資することを目的とする。 今年度は、BZLF1遺伝子の発現に正、負いずれの制御因子が関与しているのかについて、解析した。まずBZLF1遺伝子プロモーターの抗免疫グロブリン(Ig)抗体応答配列27塩基部分を含む40塩基オリゴマーを合成した。次いで、抗Ig処理および未処理Akata細胞よりの核抽出液を調整し、このオリゴマーを用いたアフィニティークロマトグラフィーにより部分精製を行った。得られた核抽出物について40塩基オリゴヌクレオチドをプローブとしてゲルシフトアッセイを行った。その結果、抗Ig処理、未処理いずれの抽出物からもシフトするバンドが得られた。現在それぞれのバンドの特異性について検討中である。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Yoshiyama,H.,Shimizu,N.and Takada,K.: "Persistent Epstein-Barr virus infection in a human T-cell line:unique program of latent virus expression." The EMBO Journal. 14. 3706-3711 (1995)
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[Publications] Takada,K.,Shimizu,N.,Tanabe-Tochikura.A.and Kuroiwa,雑.: "Pathogenic role of Epstein-Barr in human cancer" Intervirology. 38. 214-220 (1995)