1996 Fiscal Year Annual Research Report
マルチメディアの支援による芸術文化の感性的・国際的理解への教育方法の研究
Project/Area Number |
07458037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Osaka Shin-ai College |
Principal Investigator |
飯田 誠 大阪信愛女学院短期大学, 初等教育学科, 教授 (50271474)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤吉 誠 日立造船株式会社, 技術開発本部・技術研究所機械・電子技術研究センタAI・ニューロ, 主任研究員
長尾 尚 大阪信愛女学院短期大学, 初等教育学科・生活文化学科, 講師
清原 知二 大阪信愛女学院短期大学, 初等教育学科, 講師 (00177958)
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Keywords | 感性教育 / イメージ教育 / 感性情報処理 / コンピュータ画像 |
Research Abstract |
芸術文化の教育において、コンピュータやマルチメディアを活用することで、感性喚起を高め、理解を深めさせる。さらに現代社会の中で、情報やイメージに対し創造的に関わっていけるようにする。そのようなねらいに向け、教育内容や教育方法の研究にあたり、また教育効果の評価を計っている。 ○教育内容の精選を伴った、芸術文化諸相のマルチメディア・データベースの構築を行った。 ○感性喚起的なマルチメディアプレゼンテーションを作成し、授業実践を行った。またアンケート調査を実施し、教育効果の評価を計っている ○感性喚起を計る為、マルチメディアによる応答的授業を実践した。またアンケート調査を実施し、教育効果の評価を計るとともにイメージ受容に関する諸々のデータの分析に当たっている。また当授業プログラムの改訂版、及び小学校・中学校・高等学校用のバ-ジョンを作成し、授業実践する予定である。 ○イントラネットを用いたデータベース・ソフトを構築し、自学自習に活用させている。またその教育効果の評価を計ろうとしている。 ○韓国の仁川教育大学をはじめ、いくつか教育現場とのインターネット等を活用した美術教育交流について、協議を始めた。そこで得られたデータ等により、イメージ受容等に関する国際比較等にも取り組もうとしている。 ○国内においても、幾つかの美術館やギャラリーとインターネット交流を計り、授業で活用し、そ教育効果の評価を計ろうとしている。 尚、1997年6月に富山大学で開催される第13回ファジィシステムシンポジウムにおいて、一部研究成果の発表を行う。
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