1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07458041
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
早坂 明夫 福島大学, 教育学部, 教授 (80007343)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小住 兼弘 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (60006450)
岡沼 信一 福島大学, 教育学部, 助教授 (40141866)
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Keywords | 技術教育 / 学習指導案 / 伝承技術 / データベース / インターネット |
Research Abstract |
1)弘前大、岩手大、秋田大、宮城教育大、山形大の5大学から、本研究に対して各大学1名以上の教官の協力を得ることができた。 2)各大学間の研究および事務連絡はインターネット・E-Mail機能を利用し、研究の効率化を図った。 (未だ当該機能が利用できない大学は至急、整備することにした。) 3)福島大学のインターネット・WWWサーバー(研究代表者のUNIXマシン)に試験的に研究用データベースを構築することにした。URLは(http://light.educ.fukushima-u.ac.jp)である。 4)第1回研究会を岩手大学(盛岡市)で行い、研究方法などについて協議した。 (1)技術・家庭科の6領域の年間授業計画、単位時間の学習指導案、地域の伝統工芸の製造工程などの技術資料、その他技術教育および技術教育の研究に利用しうる資料などを収集の対象とすることをきめた。 (2)インホ-ミックスなどデータベース構築ソフトで構築することやSQLデータベース言語で本格的にデーターベースを構築することは今後検討することにして、現時点で、一番安易なインターネット・WWW 機能を利用した簡易的データベースを構築することにした。 5)市販の画像処理ソフトで、収集資料から容易に画像を取り込めるTW A IN機能に対応したスキャナーを各大学に配置した。また、調査現場で資料収集の威力を発揮する小型携帯デジタル・カメラも各大学に配置した。 6)第2回研究会を仙台ガ-デン・パレス(仙台市)で行い、東北大学法学部の芹沢英明助教授を招いて、データベース構築で一番問題化しやすい「資料の著作権問題について」の話を聞いた。研究会などで、発表された義務教育学校の先生方の資料などの著作権利はどこにあるのか?難しい問題である。 7)ファイル化された収集資料をFTP機能を用いて福島大学のWWWサーバー(研究代表者のUNIXマシン)に転送することに現時点では、一大学が成功している。
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