1995 Fiscal Year Annual Research Report
私立大学に在籍する私費留学生の居住事情と異文化間コミュニケーションの実態調査
Project/Area Number |
07459024
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
奥川 櫻豊彦 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (60148385)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
リム ボン 立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (10202409)
高木 正朗 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70118371)
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Keywords | 留学生 / 住宅事情 / 異文化交流 / コミュニティ / 生活習慣 |
Research Abstract |
1.国の留学生受け入れ政策に関する調査 (1)国の留学生政策と大学別受け入れ状況に関する文献および資料を収集した。 (2)京都市における留学生のための住宅供給・斡旋事業の現在の到達点についてのインタビューを実施した。 (3)東京圏のいわゆるスーパー私学における留学生受け入れ状況と、住宅需給関係の構造を分析し、これと同様の調査を関西でも実施し、関東と関西の留学生の居住事情を比較した 以上の作業を踏まえて、立命館大学における留学生(約380名)を対象とした以下のような具体的調査を実施した。 2.留学生の居住事情に関する調査 立命館大学は西日本では京都大学に次いで、留学生の受け入れ数が第2位という実績を有している。これは当然ながら私立大学としては西日本で最も多いことになる。立命館大学に在籍する留学生の大多数がアジア諸国からの留学生であり、京都の賃貸住宅経営者の保守性によって住宅入居の面で多くの困難を抱えている。 そこで、立命館大学在籍留学生全員の国籍・年齢・学年・性別・住宅類型等を記入した台帳を作成し、同時に、生活状況に関するアンケート調査を次のような内容で実施した。 (1)住宅選択過程 現在入居している住宅を選択するにあたっての動機、紹介者・斡旋者の対応、住宅の規模と構造、家賃、立地状況、住環境のアメニティ等に関する項目を盛り込んだ。 (2)日常生活習慣 大学と自宅での生活行動パターンと本拠地域での生活習慣との関係について、留学生の自宅を訪問しインタビュー調査を行い、これをビデオで記録している。 (3)日本人とのコミュニケーション 日本人学生、教員、家主、近隣住民、アルバイト先の人々との交流の実態をインタビューで明らかにした。
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