1996 Fiscal Year Annual Research Report
地球環境変化に伴う作物生産力の変動機構解明と環境再現装置の試作
Project/Area Number |
07506001
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Section | 試験 |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石井 龍一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (00011958)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大内 美喜雄 富士電機テクノエンジニアリング(株), 環境機器部, 技師
田中 毅夫 富士電機テクノエンジニアリング(株), 計測事業部, 技師
佐々木 治人 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (60225886)
山岸 徹 東京大学, 大学院・農業生命科学研究科, 助教授 (50143409)
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Keywords | 蛍光測定 / 低温耐性 / カーボニックアンヒドラーゼ |
Research Abstract |
平成7年度末に完成した地球環境再現装置は、平成8年度には順調に稼働し、次の二つの実験を遂行した。 1.各種作物の低温耐性に関する研究;コムギ、オオムギ、エンバク、ライムギなどの各種ムギ類の低温耐性の機構を知るために、本装置内で10Cの条件下で栽培し、光合成の活性を蛍光パターンで解析することを行っている。 2.マウスカーボニックアンヒドラーゼ活性を導入したタバコの光合成活性;C3植物の光合成速度を上昇させることを目的に、マウスカーボニックアンヒドラーゼ活性を、葉肉細胞細胞質に導入したタバコの形質転換植物を作製した。現在、その光合成速度が改善されるかどうかを調べている。
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Research Products
(1 results)