1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07551007
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
安藤 忠 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (80168038)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大貝 茂 武庫川女子大学, 文学部, 助教授 (90290410)
里見 恵子 大阪府立大学, 社会福祉学部, 講師 (40285317)
野沢 正子 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (70071214)
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Keywords | ダウン症 / マルチメディア / 療育 / CD-ROM |
Research Abstract |
写真、グラフィックにおいては、米・アドビシステム社「Photoshop ver.4」、同社「Illustrator ver.7」を使用し、ダウン症児や発達の援助となる器具などを撮影した写真、イラスト、データを修正し、コンピュータで利用できるデータ素材(主にPICT形式)として加工した。音声、サウンドデータは、米・マクロメディア社の「Sound Edit 16 ver.2」を使用し、16ビットサウンドによる高品位なサウンドの実現を目指す。解説、音響効果およびBGMなどの部分をこのソフトにおいて編集、開発した。 デジタルビデオで撮影したビデオの編集には、米・アドビシステム社「Premire ver4.1.2」を利用し、コンピュータのデスクトップで再生可能なビデオデータとして修正、加工した。 各分野の研究協力者からの療育方法原稿は、エルゴソフト社のワープロソフト「EGWORD PURE」を利用し、コンピュータにおいて利用できるようなデータ形式(主にTEXT形式)に修正した。 最終的にこれらのデータを統合するのは、米・マクロメディア社の「Director ver.5」である。プログラミングには、Director専用の制御言語である「Lingo」においてオーサリングした。この言語を利用することにより、すべてのデータを統合し、ユーザーの入力や操作などに反応するインタラクティブな療育方法の提供を実現することができる。オーサリングが完了した後に、CD-Rを利用し、CD-ROMを作成した。
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[Publications] 安藤忠: "さをり織り" 発達障害白書 昭和50年史. 396 (1997)
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[Publications] 安藤忠: "福祉工学とその焦点(2)" 社会問題研究. 47巻2号(未定). (1998)
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[Publications] 堤荘祐,石岡由紀,安藤忠: "障害を持つ幼児およびその保護者の就園希望に関する調査" 神戸親和女子大学教育学研究1. 16号(未定). (1998)
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[Publications] 里見恵子: "語用論的能力の発達-特に会話能力について" INREAL研究. 8号. 119-130 (1997)
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[Publications] 竹田契一,里見恵子: "コミュニケーション障害の立場から見たLD" LD研究と実践. 6巻. (1997)
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[Publications] 安藤忠ら: "子どものためのAAC(入門)" 協同医書出版, 200 (1998)
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[Publications] 竹田契一,里見恵子ら: "図説LD児の言語・コミュニケーション指導の理解と指導" 日本文化科学社, 180 (1997)