1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07555387
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
伊藤 猛宏 九州大学, 工学部, 教授 (20037740)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉田 成久 (株)日立製作所, 機械研究所, 主任研究員
長田 勇 三菱重工業(株), 原動機技術センター, 課長
久保田 裕巳 九州大学, 工学部, 助手 (10117103)
高田 保之 九州大学, 工学部, 助教授 (70171444)
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Keywords | 動力サイクル / HATサイクル / 複合サイクル / 燃焼 / 混合物 |
Research Abstract |
本研究では,アンモニアー水混合物を動作媒体とするカリナ・サイクルをボトミング側としたコンバインド・サイクルおよびHATサイクルについて最適動作点を求め、それぞれ蒸気ランキン・サイクルをボトミング側としたコンバインド・サイクルおよび単純なガスタービン・サイクルと比較して熱力学的性能の評価を行った. すべての計算において,燃料には純粋なCH_4を使用し,コンバインド・サイクルについてはトッピング側として用いた開放型ブレイトン・サイクルの燃焼室出口温度を800°C〜1400°Cに想定し,トッピング側のガスタービン冷却用空気の分流比,トッピング側排ガス流量とボトミング側動作媒体流量の比,ボトミング側のタービン入口圧力およびタービン入口アンモニア濃度(カリナ・サイクルのみ)を変化させ最適動作条件を求めた.HATサイクルについては燃焼室における空気比,加湿器出口温度およびガスタービン冷却用空気の分流比を変化させ,最適動作条件を求め,その条件でのNO_χ生成量を調べた. カリナ・サイクルをボトミング側としたコンバインド・サイクルは蒸気ランキン・サイクルをボトミング側としたコンバインド・サイクルと比較して熱源温度が低いと高性能を示すが,高いときはアンモニアー水混合物を用いる利点が小さくなることが分かった.HATサイクルについては,単純なガスタービン・サイクルに比較して熱効率の向上が見られたが,NO_χ生成量はさほど少なくないことが判明した.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] T.Ito and T.Yamaguchi: "Thermodynamic Evaluation of HAT Cycle" 1995 Japan-China Joint Symposium on ADVANCED ENERGY AND TRANSPORTATION ENGINEERING. 3-14 (1995)
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[Publications] 伊藤猛宏,山口朝彦,赤坂亮: "混合物の蒸発熱" 日本機械学会論文集. 第62巻594号. (1996)
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[Publications] 伊藤猛宏,山口朝彦: "アンモニアー水混合物の熱力学的性質" 冷凍. (1996)