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1997 Fiscal Year Annual Research Report

上皮・間葉相互作用による歯の形成・分化に関わる遺伝子の発見及び機能に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07557112
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

二藤 彰  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (00240747)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田村 正人  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (30236757)
野田 政樹  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (50231725)
KeywordsBMP / in situ hybridization / 幹細胞様細胞株C1 / スクリーニング / 歯胚 / シグナル
Research Abstract

本年度はマウスのembryonal carcinoma由来多能性幹細胞様細胞株C1を用い、その遺伝子ライブラリーを作成し、このライブラリーよりスクリーニングを行って、noggin遺伝子のクローニングを行った。塩基配列の決定により、nogginの全長のうちのC末端側約110アミノ酸の部分をコードするフラグメントが取れたことを確認した。nogginは上皮から間葉、また間葉から上皮のシグナルを伝達する分子群の中でBMPのアンタゴニストとして作用することが考えられている。in situ hybridizationによって胎生11.5,13.5,15.5日胚の発生段階の異なるマウスを用い、その歯胚においてシグナル分子であるBMP2,BMP4,BMP7が発現することが確認できた。BMPはこの組織間のシグナル分子であり、その標的がこのシグナルの作用にフィードバック的な制御を行う可能性があり、今後更にBMPの標的について検討を行うことにより、歯胚を始めとする胎児の組織の形態形成の場において、行われているシグナルの伝達とその制御の機構を明らかにすることが今後期待できる。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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