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1996 Fiscal Year Annual Research Report

ナノスケール蛍光プロ-ゴマニピュレート顕微鏡の開発

Research Project

Project/Area Number 07557144
Research InstitutionJapan Advanced Institute of Science and Technology

Principal Investigator

高橋 哲郎  北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 助教授 (90133769)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 辻本 和雄  北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 教授 (50017414)
片岡 博尚  東北大学, 遺伝生態研究センター, 助教授 (30108568)
長村 俊彦  (株)ユニソク, 開発研究所, 所長(研究職)
Keywords植物細胞 / カルシウムイオン / 走査型光学顕微鏡 / マイクロインジェクション / 蛍光色素
Research Abstract

1.水平方向の可動距離を大きくするため、マグネットコイル方式の操作部を試作し、低倍率での操作性を評価した。この結果、1辺が200μm程度の物体の全体を走査できることになったが、集光光学系の制約から、平坦な画像を得ることはできない欠点が明らかとなった。集光光学系の改良をさらに進めている。走査画像を得ることを目的とせず、全体像を眼視で観測して刺入部位を定める場合にはむろん支障はない。
2.上の欠点を抜本的に解決するため,ステージをピエゾ素子で駆動する方式の基本設計を改善した。順調に行けば平成9年5月ごろに改良部品が完成する。
3.機械研磨により先鋭化した光ファイバーをプローブ(光ガイド)として、径1μmの蛍光標識ラテックス粒の走査像を得た。また、量産可能な光ガイドとして、フェムトチップを金属コーティングしたものを用いることが可能であることがわかった。すなわち、刺入によるインジェクションと、走査による像の観察を両立させるという初期の目標が達成された。
4.細胞内のコンパートメントの分光測定への第1段階として、蛍光色素をロードしたリポソームを作成し、局所分光測定を行い、この方式の分光測定の有効性を確かめた。
5.細胞内のコンパートメントの分光測定への第2段階として、ホウレンソウ葉緑体を対象としての局所分光測定の実験に着手した。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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