1996 Fiscal Year Annual Research Report
フラッシング側視腎ニードルプローブ生体顕微鏡の開発
Project/Area Number |
07557255
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
田中 啓幹 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10069015)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山森 伸二 日本光電工業(株)R&Dセンター, 課長(研究職)
小笠原 康夫 川崎医科大学, 医学部, 講師 (10152365)
辻岡 克彦 川崎医科大学, 医学部, 教授 (30163801)
梶谷 文彦 川崎医科大学, 医学部, 教授 (70029114)
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Keywords | ヒト腎微小循環 / CCDビデオマイクロスコープ / ニードル型プローブ / インジゴカルミン色素 |
Research Abstract |
A)腎内微小血管到達法: 1)手術時(開放性腎生検,腎腫瘍の摘出)に腎表面を露出・固定し細径(径:3.5mm)ニードル型CCD生体顕微鏡を被膜経由で直接挿入し観察することを想定し麻酔犬で正中切開し露出した腎表面より直接直視型ニードルを用いて腎内微小循環を観察した。 2)尿管の閉塞に対して半永久的に背中より直接腎瘻を造設している患者に対して,そのルートを使って腎内へ側視型細径ニードル型CCD生体顕微鏡を挿入し経皮的に観察することを想定し麻酔犬で腎瘻を作成側視型細径ニードルを用いて腎内微小循環を観察した。 B)腎内微小循環の観察: 麻酔犬を対象として上記の方法で腎内微小血管より数十ミクロン離れた点にニードル先端を固定し,グリーンフィルターを用いて血管径のイメージを得る。この状態で,インジゴカルミン20mg/10ccを上腕静脈よりone shotで注入し,腎内微小血管の観察と同時にこの腎排泄性色素の近位尿細管への排泄状態を観察・解析する。具体的には色素の糸球体までの排泄時間と近位尿細管排泄時間を測定し,正常者と腎機能障害群で比較した。 初年度は臨床にこのニードルを応用するため、安全性と有用性を確認する意味で麻酔犬でこれらを確認することが可能であった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 山本徳則: "生体ヒト腎vascalo-tabubar微小循環の可視化と病的意義" 第60回日本循環器学会総会・学術集会. 60巻(Suppl.1). 468- (1996)
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[Publications] 山本徳則: "生体ヒト腎微小循環の可視化と病的意義" 第35回日本ME学会大会. 34巻(特別号). 88- (1996)
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[Publications] Tokunori Yamamoto: "Blood velocity profile in the human renal artery by Doppier culfrasound and thier relationship to atherosderosis" attersosderosis and thrombosis, and vascular biology. Vol.1. 78-86 (1996)
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[Publications] 山本徳則: "高速度カメラ内蔵ニードル型生体顕微鏡を用いた腎微小循環の可視化" 第39回日本腎学会総会. 28巻. 18- (1996)
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[Publications] Tokunori Yamamoto: "in vino hyperdynamic imaging in dog kidney microcirculation by high speed needle probe CCD microscop" American Society of Hephrology. Vol.9 suppl. 142- (1996)
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[Publications] Tokunori Yamamoto: "Bloodflow and vascular endohelial cell in oortorenal bifurcation" 10th Nordic Balfic Conference on Biomedical Engineering. 39巻. 12- (1996)