1995 Fiscal Year Annual Research Report
コンピュータグラフィックスによる立体的自動復顔システムの開発
Project/Area Number |
07557269
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
湯浅 賢治 九州大学, 歯学部, 講師 (40136510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芝木 儀夫 精華女子短期大学, 生活科学科, 助教授 (10249617)
徳森 謙二 九州大学, 歯学部, 助手 (40253463)
田中 武昌 九州大学, 歯学部, 助手 (30163538)
米津 康一 九州大学, 歯学部, 助手 (70167039)
吉浦 一紀 九州大学, 歯学部, 講師 (20210643)
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Keywords | 復顔 / コンピュータグラフィックス / 咬筋 / 顔 |
Research Abstract |
1.191例のCT画像を用いて咬筋のサイズに対して多変量解析を行い、顔貌側部の膨らみを顔面骨、咬合状態より予測しうるとの結果を得た。なお、咬筋のサイズは左右対称ではなく、左側が統計学上有意に大きいとの結果も得た。また、咬筋の大きさは残存歯数に影響を強く受けるとの知見を得た。 2.顎下部の大きさに関連する顎下腺のサイズについて、147例のCT画像を用いて分析を行った。顎下腺のサイズには、各個体の身長、体重が関与するとの知見を得た。 3.顔面部の頬部の膨らみに影響を与える頬脂肪体のサイズについて、200例の超音波画像を用いて分析中である。頬脂肪体のサイズに関与する因子として、各個体の体格指数に着目し解析を行っている。 4.顔面の皮下脂肪の厚さについて、CT画像、MRI画像、超音波画像を用いて分析中であり、その厚さは後天的要因である各個体の体格指数が大きな影響を与えることを示唆する途中結果を得ている。 5.顔面写真より、各個人の顔貌の特徴の抽出を行い、顔貌の類似性について分析を行い、その方法論を把握しつつある。また、社会的集団毎の平均的顔貌の描出の方法を確立しつつある。 6.コンピュータグラフィックス作製用ワークステイションを用いて、顔貌の3次元表示に関するアルゴリズムについては検討中である。
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