1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07557327
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Section | 試験 |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
柳澤 輝行 東北大学, 医学部, 教授 (90133941)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 博幸 日清製粉, 生物研, 主任研究員
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
助川 淳 東北大学, 医学部, 講師 (30187687)
布木 和夫 東北大学, 医学部, 講師 (10172743)
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Keywords | β_3受容体 / β_1受容体 / イソブロテレノール / 脂肪細胞 / クローン細胞 / サイクリ.ク AMP / 結合実験 |
Research Abstract |
ヒトβ3アドレナリン受容体cDNAを培養細胞Chineae hamster ovaryのサブクローンCHO-KI株に導入するために大腸菌と哺乳動物細胞のシャトルベクターである pcDNA3.1(+)のCMVプロモーターの下流にヒトβ3アドレナリン受容体cDNAを挿入して発現ベクターを構築した。 作製した発現ベクターをCHO-K1細胞にリポフェクション法によりtransfetionを行った。その後、3日目よりgeneticin(G418)を添加した培地にて発現ベクターが細胞の染色体上に組み込まれた細胞を選別した。G418耐性を示した細胞をグラスシリンダーを用いてクローニングを行った。クローニングした細胞についてヒトβ3アドレナリン受容体cDNAの発現を調べるために、[125l]-iodocyanopindololを用いた結合実験を行い、ヒトβ3アドレナリン受容体cDNAを高発現するクローンG4を選別した。 ヒトβ3アドレナリン受容体cDNAを高発現するクローンG4を大量培養し、細胞膜を調製した。[125l]-iodocyanopindololの結合実験を行い、このクローンのヒトβ3アドレナリン受容体の解析を行った。その結果、Kd値は、707pM、Bmaxは634fmol/mg proteinであった。さらに種々のβ3アドレナリン受容体に対するアゴニスト(BRL37344,CL316,243,(-)-isoproterenol)を用いて、置換曲線を作製し、各々のIC_<50>値、およびKi値を求めた(Table 1)。その結果、β3アドレナリン受容体に対する親和性はBRL37344>(-)-isoproterenol>CL316,243の順であった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Kunosawa H, Yanagisawa T, Taira N: "Biphasic antagonisms of β-blockers against positive inotropic response via β_1 adrenoceptors in isolated canine right ventricular muscles :" J. Cardiovasc. Pharmacol.27.1. 262-268 (1996)
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[Publications] 柳澤輝行: "血管平滑筋のK^+チャネル." 血管と内皮,6(3) 221-231,1996.6・3. 221-231 (1996)
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[Publications] 柳澤輝行: "カリウムチャネルブロッカーとオープナ-." 循環制御,17(2) 180-188,1996.17・2. 180-188 (1996)
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[Publications] 柳澤輝行・須貝和幸: "K^+チャネルと血管平滑筋." 脳神経外科速報,6(8) 585-589,1996.6・8. 585-589 (1996)
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[Publications] 柳澤輝行: "Caセンシタイザー.特集「心臓の機能とカルシウム」" Clinical Calcium 6(9), 1114-1117, 1996.6・9. 1114-1117 (1996)
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[Publications] Teruyuki YANAGISAWA :"In "Molecular and Cellular Mechanisms of Cardiovascular Regulation" pp. 183-193, 1996. ed. by M. Endoh, H, Scholtz. M. Morad & T. Iijima, Springer-Verlag. Tokyo." Hyperpolarization-relacation coupling in vascular smooth muscle : Findings with K^+ channel openers., 11 (1996)