1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07558064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
曄道 恭 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025384)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊永 敏之 三菱電機(株), 先端技術総合研究所, 主任研究員
前川 孝 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20127137)
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Keywords | 電子サイクロトロン加熱 / ジャイロトロン / 大電力ミリ波 / 超高真空用水負荷 / 超高真空用ウェーブガイドスィッチ / 超高真空用ミリ波伝送系 / 窓無しジャイロトロン / トカマク |
Research Abstract |
1.超高真空下で使用できる水負荷(ダミ-・ロード)の設計・試作15EA02:無窓電子サイクロトロン加熱系の必須構成部品の1つである。平成7年11月に設計を完了し,平成8年1月に製作完了,平成7年度設備々品として設置したターボ分子ポンプ排気セットを使って真空テストを完了。現有の88GHzジャイロトロン(真空窓付)を使って,大電力ミリ波の無反射終端としての性能を調べた。期待通りの性能を得た。冷却媒体としてアルコール又はオイルの使用による突沸の回避を検討中。 2.超高真空用ウェーブ・ガイド・スィッチ及びミリ波伝送系 準光学ビーム伝送系を8ケのミラーを用いて構成し、現有88GHzジャイロトロンを使って,大気中でテストを行い,平成8年度の試作のための基礎データを取得した。 3.窓無しジャイロトロンの設計 現有の電磁石を使用して,ミリ波窓無しジャイロトロンを試作すべく、電子サイクロトロン第2高調波を使用したビルトインコンパータータイプのジャイロトロンの設計・計算をほぼ完了した。
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