1997 Fiscal Year Annual Research Report
探索的データ解析のための視覚的プログラミング環境の開発
Project/Area Number |
07558149
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Research Institution | HOKKAIDO UNIVRSITY |
Principal Investigator |
佐藤 義治 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80091461)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南 弘征 小樽商科大学, 商学部, 助教授 (80261395)
今井 英幸 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10213216)
塩谷 浩之 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90271642)
村井 哲也 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90201805)
水田 正弘 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70174026)
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Keywords | 統計パッケージ / 視覚的データ解析 / 統計グラフ / ニューラルネットワーク |
Research Abstract |
本研究課題では、探索的にデータを解析するための多くの方法を視覚的プログラミング環境の概念を利用したシステムにより統一化することを目的とした。本研究の最終年度として、視覚的操作環境によるデータ解析システムの完成と関連研究のまとめを実施した。 本年度の研究成果として、以下の6点が挙げられる。 1.データ解析システムにおける視覚的操作環境の設計 2.探索的データ解析手法としてのクラスタリングモデルの開発 3.一般化多変量線形モデルなどの検証的データ解析手法の評価 4.ラフ理論を応用した知的データ解析 5.分散処理手法によるアルゴリズムの高速化 6.視覚的データ解析システムの試作 特に、「視覚的データ解析システム」の作成環境として、これまでC言語を利用していたが、本年度、システム全体をTcl/Tkで書き直した。これにより、標準的なユーザーインタフェース部の記述が不必要になり分かりやすいデータ構造を有するシステムに生まれ変わった。 さらに、これらの成果を研究成果報告書にまとめた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 小山一人: "データの曲線構造を表現する陰関数の導出法" 応用統計学. 25・3. 89-104 (1997)
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[Publications] 水田正弘: "動的な対散布図のLip-Statによる実現" 統計数理. 45・1. 13-22 (1997)
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[Publications] 冨川裕樹: "利得行列が不可視である行列ゲームへのStGAの適用" 電子情報通信学会論文誌. J80-D-II 2. 700-702 (1997)
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[Publications] 棟朝雅晴: "遺伝的アルゴリズムによる負荷分散機構を有する適応型ルーティング" 情報処理学会論文誌. 38・2. 219-227 (1998)
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[Publications] T.Murai: "Fuzzy Sets and Binary-Proximity-Based Rough Scts." Information Sciences. 104・1/2. 49-80 (1998)
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[Publications] Akio Suzukawa: "Statistical inference in canonical correlation analysis with lincar constraints" Jounal of the Japan Statistical Society. 27・1. 93-107 (1997)