1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07558217
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小林 ゆう次 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教授 (20127228)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶山 康一 アドモンサイエンス株式会社, 社長
永田 順一 ベックマン株式会社, 次長
冨山 徹夫 名古屋大学, 理学部, 助手 (20155576)
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Keywords | 超遠心法 / 解離会合 / モデルE / 可視紫外吸光法 / Rayleigh干渉法 / CCDビデオカメラ |
Research Abstract |
超遠心法は主に高分子や蛋白質の研究において、溶液中に溶けた分子の分子量を決定する手段として使用される。特に溶液中で解離会合を伴う生体高分子等において非常に有効である。そこでベックマンのモデルEを用いて干渉法用の光学系・測定系および解析システムを製作した。 A)可視紫外吸光法について 改良・製作点は(1)光源および光源電源を必要な波長領域に応じて最適なものに交換できるように変更した。(2)分光器にコンピューターで制御されたステッピングモーターを取り付け自動的に波長掃引が行えるようになった。(3)受光部はコンピューターで制御されたステッピングモーターにフォトマルを配置したものを製作した。(4)フォトマルからの信号はGPIBでコンピューターと接続されたデジタルオシロスコープで検知。(5)デジタルオシロスコープからの信号はコンピューターに送られ解析できるようにした。 B)Rayleigh干渉法について 改良及び製作点は、(1)光源を高圧水銀ランプからHe-Neレーザーに変更した。(2)光源の変更に伴い新規にレンズを導入した。(3)干渉縞の受像にCCDビデオカメラを導入した。(4)CCDビデオカメラの導入に伴い新規にレンズを導入した。(5)CCDビデオカメラからの画像は常時直接コンピューターに取り込み解析、また測定全体をビデオコーダーによって記録できるようにした。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] R.Katahira: "Solution Structure of A Human Calcitonin Analog Elucidated by NMR and Distance Geometry Calculations." Int.J.Peptide Protein Res.45. 305-311 (1995)
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[Publications] N.Nemoto et al.: "Solution Structure of ω-Conotoxin MVIIC Determined by NMR." Biochem.Biophys.Res.Commun.207. 695-700 (1995)
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[Publications] N.Nemoto et al.: "Solution Structure of Adrenocorticotropic Hormone Fragment(1-24)" Peptide Chemistry 1994. 1994. 81-84 (1995)
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[Publications] A.Aumelas et al.: "[Lys-2-Arg-1]-Endothelin-1 Solution Structure by 2D IH-NMR:Possible Involvement of Electrostatic Interactions in the improved Disulfide Bridge Formation and in the Decreased Biological Activity." Biochemistry. 34. 4546-4561 (1995)
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[Publications] K.Uegaki et al.: "15N labeling method of peptides using a thioredoxin gene fusion expression system":an a;;lication to ACTH-(1-24)" FEBS Letters. 379. 47-50 (1996)